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カテゴリ:展覧会・映画・ドラマ・コンサート
「砂漠が美しく見えるのは、そのどこかに井戸を隠しているから」(訳:内藤濯)
フランス人のサン=テグジュペリの小説「星の王子さま」で印象的なセリフ。この他にもたくさんの示唆に富んだこの作品に関連した展覧会が開催中です(松屋銀座~5/7)。 サン=テグジュペリの手紙や写真・デッサンなど約200点、エピソードの解釈などが展示され、関連グッズ・本も多数販売されていました。 「星の王子さま」と言えば、日本での国内著作権消失を機に、多くの新訳本が出版されています。例えば、直訳は「本質は眼では見えない」を内藤濯さんは「大切なものは、目に見えない」と訳しました。そして、新訳本のあとがきなどを読むと、それぞれの訳者が解釈や言葉に苦慮したことがわかります。 そういう事も踏まえたうえで、新旧の読み比べをするのも楽しいかなと思います。そして、細かな言葉尻だけを捉えるのではなく、作者が本当に言いたかった本質は何なのか…を知りたいとも思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.03 22:37:17
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