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「爆笑問題のニッポンの教養/現代の秘境は人間の“こころ”だ」を読んだ。
「世間ではつながらないと思われているものに補助線を引いてみると、まったく新しいものに見えてくる。その補助線の引き方のスタイルに(爆笑問題の太田さんとぼくは)似ているところがあって~(中沢氏)」 この本では爆笑問題のふたりが中沢新一さん(人類学者)と対談していて、太田さんは「(中沢さんとの会話は)カウンセリングをしているみたいだ」と言う。中沢さんは「河合隼雄さんとの会話がそうだったと言い「河合さんはぼくの話していることを“誤解しない”んですね。誤解しないで、表面上の理解とはちがうところにさっと補助線を引っぱって、お互いに深いところで納得できる、そんなコミュニケーションができる方でした。」と。 中沢さんの活動に興味はあるけど、なかなか追いきれない。全体的に面白いと思うけれど、難しくて頭に入ってこない本もあるし、「アースダイバー」や「精霊の王」を読んでいるとワクワクしてくる。 「爆笑問題のニッポンの教養/現代の秘境は人間の“こころ”だ」は、多様な中沢さんの、これまた一部だけれど多方面な顔を知ることができる中沢新一入門書でもあると思う。 現代の秘境は人間の“こころ”だ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.06 21:17:56
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