インコと共に
土曜日の朝日新聞別刷に、東京谷中の澤の屋旅館さんの記事がありました。赤字から外国人を受け入れるようになり、質の良さから繁盛している旅館について書かれていました。その経過や考え方も素晴らしかったのですが、私が「おお~~」と思ったのは、その御主人の澤さんの写真でした。今と外国人宿をはじめた頃の写真が掲載されているのですが、両方ともおかめインコが肩にいる~。文中の家族紹介に「27年も一緒にいるレオン」とあったので、その子がそうなのでしょう。少し前に鳥と一緒に生活している漫画を読んで、すごくなごんでいたのですが、この写真を見て更になごんでしまいました。うちはセキセイインコを飼っている時期が長くあり、家族の肩にいる姿や、うたたねする妹の腕に顎をのせて寝ているインコの姿を思い出しました。普段はわがままで短気なインコ達でしたが、ヒトへの信頼感を感じる事も多かったのです。その感覚を思い出す事が、今の私をなごませてくれたのかな。