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先週4回も叔父から電話があった。
懐かしいので結構喋った。 父の兄弟姉妹は6人いた。いまは叔父一人だ。 同じことを何回も聞かれて疲れるけどまぁ仕方ない。 生きててくれるんだからそれだけでいい。 いままで働き続けて、75年間。 リタイヤして3年目。 たぶん、仕事人間だったから、家庭人としては落第かもしれない。 温かく包み込んでくれるような叔母ではなさそうなので、困っているのかもしれない。 わざわざ固定電話を使わず、慣れない携帯電話でこっそりかけている。 記憶のほうもちょこっと怪しいけど、悪くても年相応だ。 まずまず、これでいい。 当たり障りのない会話かと思いきや、お寺さんとのことを話したいようだ。 分骨したい。したいけど迷ってる。 あの叔母が承知するはずもないしなぁ。 どうしたもんか。 そろそろ三途の川まで父が迎えに来てるのかなぁ? もう少し見守って下さいよ。 そう父の遺影にお願いしてみる。 いままで78年間、菩提寺に足をむけることがなかった叔父の希望。 はたしてどう決着をつけるのか? たぶん、「見届けろ」と言っている。 父の声が秋の風と一緒に運ばれてくるような気がした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.28 11:03:58
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