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カテゴリ:お店
今年の夏は、夏をかんじなかったな・・・・。
だって、朝はバイク通勤で涼しいし、夜は日が落ちてるし、昼間はチーズやってるから冷蔵庫みたいなところにいるし・・・・。唯一、江ノ島に行った位。心残り、燦燦と照りつけるおひさまを感じたいものです。 今回はラーメン。夏心残り熱い口調モードで! 僕はかなりのラーメンフリーク!(だった?) 学生時代は毎日のようにラーメンを食べ続け、肥え続けた(苦笑 その中でも心に残る一杯の一つ、「平太周」を紹介しよう。 かつて、東京にラーメンブーム、背脂醤油豚骨のジャンルを確立させた伝説のラーメン屋、土佐っ子!今はもうないが、土佐っ子渋滞を環七に起こしたほどのラーメン屋である。 土佐っ子が閉店し、17号沿いに新たに復活をとげ、それも閉店してからしばらくすると、環七内回り、板橋本町駅近くに「平太周」が開店する。 当時の面影を残したスープに、加水率を抑えた太目の麺。 ただ、何かが違う・・・。 土佐っ子といえば濃い醤油ダレスープに浮かぶ大量の背脂。 太くコシのある麺。それら代表的な特徴がさらに進化を遂げて戻ってきたのだ! よーく観察すると、スープなんてほとんど入っていやしない。濃く熟成させた醤油ダレに第一投目の背脂がシャカシャカはいる。 つぎに、麺が入り、スープがチョロリ・・・。あくまでチョロリ・・・。 そして最後に第二投目のシャカシャカがこれでもかとはいる。 一瞬、油ラーメンかと思わせる手法だ!! 出てくるどんぶりは小ぶり、それもそのはず、スープなんてほとんど入っていないのだから・・。 見るとスープは真っ白。背脂が浮きすぎて濃い醤油ダレが見えない・・。当然、そのまま啜っても味はない。 テーブルには良くかき混ぜてから食べてくださいという文字。 下から麺を持ち上げるようにかき混ぜるとスープは一瞬で茶濁色へ。ここからが真骨頂!醤油ダレのおでましである。 特製ラーメン(750円)にはゆで卵も入っている。その卵、しばらく放って置くといつの間にか味付け卵に変化する。 それぐらい濃い醤油ダレ。背脂のパンチに負けてはいない。 麺も加水率が低いため醤油ダレを吸いまくる!!すぐに茶色い麺へと変化。 それなのに、それなのに、さほどくどくはない。さすがに大盛りでも頼めば多少の気持ち悪さを生むが、普通では十分 食べられる。 要訳してみると、背脂、醤油ダレを主とするスープに加水率の低い麺が絡み合うマイクタイソン並みパンチのあるラーメン。毎日食べれば、高血圧などの成人病で多少の死人は出るかもしれない・・・。 僕も一ヶ月に1,2度しか食べない。 ただここの背脂のすごいところは、全くの脂肪ではない。背脂の油を抜いてから振り掛けるためゼラチン質の強い背脂なのだ。 背脂醤油豚骨の醍醐味を味わいたい方は、ぜひお薦め。 50%の確立で中毒、あるいはもう二度と見たくもない!!となってしまうだろう。 あっさりが好きな方は、絶対やめたほうがいいであろう。 ちなみにここの暖簾分けの五反田の店舗は、大して美味くもないのにブイシュランという番組で、味噌ラーメンの1位を取っている。 本店の味噌を食べたらどうなるのだろう・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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