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カテゴリ:ボーイスカウト
プロフィールでも紹介しているが、僕はボーイスカウトに入っている。なお、現役である。
誰でも少しは聞いたことのあるだろうボーイスカウト。だがどんな活動をしているか、どんな目的の活動なのかを知っている方はどれだけいるのだろう。 ボーイスカウトとはベーデン・パウエル卿が発足させたもの。1907年、イギリスのベーデン・パウエル卿が自らが隊長となって、イギリスのブラウンシー島で20人の少年たちとともに実験キャンプを行い、この結果と自らの体験を基に「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を発行している。 スカウトとは軍隊での「斥候」という意味だったが、ベーデン・パウエル卿は「平和のスカウト」として、「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展に貢献する人」を少年たちが目指すことを説いた。 「斥候」というよりは「先駆者」という意味に動きをおいた。 そして、この本が出版されるとまたたく間に少年たちに読まれ、読んだ少年たちはそれを実行しはじめる。少年たちは周囲の大人たちに「僕たちはボーイスカウトになりたいから、隊長になってください」と申し出るようになり、それはやがて海を超え、現在では世界の216の国と地域でスカウトの活動が行われるようになっていった。 ベーデン・パウエル卿は軍人時代に優秀なスカウト(斥候)であり、自らが体験したキャンプ生活や自然観察、自然体験を少年たちの旺盛な冒険心や好奇心と結びつけ、そこから開発したゲームや活動を通じて少年たちに自立心や協調性、リーダーシップを身につけさ、社会に役立つ人材の育成することを目指した。 あまり、知識のない方はボーイスカウトは軍隊予備軍、危険な考え方だ。と左翼的な目でみたり、変な制服を着て駅で募金を募っている集まりだろう、とイマイチ誤解している。 僕が実体験で得たものはとても大きなもので、二十歳を過ぎて実践に生きている。 幼き頃、何もわからず入隊したのが僕のボーイスカウトとの出会いであった。 今思えば、なんのための活動かはその頃まだわからずに、日常で体験でない場面を与えてくれる場として、好奇心や興味で続けていたと思う。 個人個人の能力を伸ばしながら、隊を組み、班を組み、上の者が率先して下の者を引っ張っていく。登山やキャンプなどで苦しいときをみんなで経験し、人を思いやる余裕をもてる限界点を高めていく。 人というのは自分に余裕がなくなるほど周りが見えなくなるもの。しかし集団で苦しい場面に遭遇した場合、個人が勝手な行動を行うことはタブーである。ましてや、大自然の中での自分勝手は死を招く可能性もある。 そんな状況下での活動を幼いうちから経験することにより、知らず知らず器の大きい人間になっていく。それがスカウト活動の狙いあろう。 ひさしぶりの日記に何を書こうか考えていたら、ボーイスカウトのことがふと思いついた。カテゴリにもボーイスカウトを登録し、多くの方にスカウト活動のすばらしさを理解してもらおうと、これからも書く予定。 楽天は主婦の方が多いから、ぜひ読んでもらえたら・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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