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カテゴリ:酒
モンゴルのウオッカを飲んだ。
チンギス(Chinggis)という。 クリアな液体だ。 ネットで検索すると、永久凍土から染み出たクリアな水を使っているとある。
あと、馬乳酒をアラクと呼ぶと思っていたが、アルヒとある。 ウイックでは、アイラグと表記がされている。
アルヒは蒸留酒で、アイラグは蒸留をする前のヨーグルト状のものになる。 確かに大航海時代の蒸留酒全般はアラクと呼ばれていた。馬乳酒を蒸留したものも一種のアラクとなりる。 馬乳酒アイラグの健康効果がすごいことがわかる。 国立民族学博物館に所属する小長谷有紀の実験では、被験者に1週間馬乳酒を飲ませ続けた結果、血中総コレステロールは平均10%、中性脂肪は平均20%下がったという。馬乳に含まれる蛋白質がアミノ酸に分解され、血圧安定の効果があるという。また、大量の乳酸菌を摂取することになる為、腸内環境の改善、老廃物の排泄といった効果もある。さらには牛乳同様カルシウムが豊富である為、骨折や骨粗しょう症の改善、妊産婦の栄養補給や乳の出を促進するという。 アイラグが食事の代わりとなり主食となるほど様々な栄養があることがわかる。 日本のカルピスもこのアイラグを参考に作られている。
そんなアイラグが蒸留されてアルヒが作られる。
http://www.bazarasu.jp/c_mongolia/ モンゴル酒は馬乳酒⇒(蒸留)=「アルヒ」と連想されますが、現在は遊牧民の間でも馬乳酒の自家製造は珍しく、市場で売っている馬乳酒はあまり美味しくないとも言われています。
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Last updated
2014.11.08 05:12:03
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