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カテゴリ:多文化共生
第80回「小岩に鴨頸上陸。川蜀鴨頸王、辛い、美味い。」 コイワタイムズ【129号】http://koiwatimes.com/4010-entry.html 小岩に鴨脖子(ya1bo2zi3)のお店が出来た。 鴨脖子は中国出張で、湖北省武漢に行ったとき、武漢人からこれが名物だと教えられた。 その時は、移動中のバスの中で、カサカサのビニル袋からそのグロテスクな鴨の骨付き肉をもらって食べた。 味付けは独特で、漢字で表すと「香」りがあり、「辣」辛く、「甘」あまく、「麻」ピリリとして、「咸」塩気があり、「酥」歯触りよく、「綿」柔らかい。 売っている部位も首や、舌、頭、足などで、見た目は不気味だが、よく動かす部位ほど一番おいしい。 久しぶりに鴨脖子を食べたが、味の染み込んだ部位は辛く美味であり、手をベトベトにしてかじりつくと、自分の中の野生が目覚める。 日本人には、好きか嫌いかが分かれるところだが、中国滞在された方にとって、この味は忘れられない。 今では、中国全土でチェーン店(精武人家や精武路第一家など)があり真空パックもある。 東京の大久保でも食べられるが、小岩に出来たことが嬉しい。 川蜀鴨頸王
鴨頸で検索すると、亀戸の絶味鴨頸王というお店が出てきた。 http://tabelog.com/tokyo/A1312/A131202/13174007/dtlrvwlst/6822364/ 2014年10月の記事だ。 現在、東京の大久保、上野に鴨頸のお店はあるようで、亀戸ついで小岩は4番目となる。 (他にもできているかは、不明) とりあえず、鴨頸のトレンドが起きている。 そして、その潮流の先に小岩が選ばれている。 どう考えても、地元に住む中国人向けとしか思えない味なのだが、それを、日本人が体験できるところが、小岩の奥深さだと思う。
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Last updated
2015.04.11 04:42:22
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