アウト・ドアめし
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高橋銀針
外で食べるご飯はおいしい。
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JR安房鴨川駅を降りたら駅前でお弁当を売っていた。
城西国際大学 観光学部取り組みのお弁当である。 地元の農産物にこだわり、元東急ホテル総料理長の馬場 誠一郎さんが指導しお弁当の内容が決められる。 観光地駅のよくある呼び込みだと思って、一旦は通り過ぎたが、地産地消にこだわる説明が気になり買って食べた。 その味は、びっくり、である。 弁当の惣菜レベルを超えている。
『晩秋の鴨川彩り弁当』 上質なフレンチレストラン並みの仕上がりである。 あまりにも驚いたので、食べたあと、もう一度、安房鴨川駅の売り場で馬場誠一郎さんにお話を伺う。 里芋とクリームチーズの入った焼き物、揚げ物の下に敷かれている緑のスフレは、地元特産の鴨川七里えだまめを使用している。 一度、冷凍することで香りを閉じ込めることができるそうだ。 新鮮な鴨川七里えだまめの香りが引き立つ。 里芋のクリームチーズも非常に口溶けがいい。 また、炊き込みご飯のさつまいもがすごくおいしい。素材の持ち味が引き出されている。 おかずの1つ1つに繊細な配慮を感じる。 1,000円で売られるこの弁当は、ほとんど利益を考えていないそうだ。 土日祝日の城西国際大学観光学部の安房鴨川弁当はおすすめである。 数に限りがあるので、食べられた人はラッキーだと思う。 ネットに出ている『「食のプロジェクト」研究報告』http://www.jiu.ac.jp/books/academy/2013/tour/11.pdfを読むともっとわかるのだが、その試みと方向性がすばらしい。 実際につくり、それを販売することで、お客様の反応もわかる。 『本プロジェクトは,「食」を切り口にホスピタリティ産業で必要なスキルや経験を養う新たなプロジェクトとしてスタートした。これまで,「コックになるの?」,「料理学校みたい。」,「料理と観光とどうつながるの?」などの様々な質問を受けてきた。食材を通して,「ほんもの」を知ること,料理に関わる準備,衛生面,試食,片付け,販売,PR素材の作成などが特にマネージャーレベルのグローバルホテリエを目指す人材にはなくてはならない要素であることは一般的になかなか理解されない。さらに,研究費が食材費として使われることが,不自然なこととして捉えられていることは,やはり日本のホスピタリティ教育が欧米を始め,東南アジア諸国のそれとかなり遅れていると言わざるを得ない。ぜひ,本プロジェクトを継続していくことでこのような取組みが,将来のグローバルスタンダードに合致する人材育成につながるということを発信していきたい。』
紅生姜天と房総サイダーびわ風味 山に囲まれる安房鴨川
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