ベトナムの即席麺をもらった。
omachiというブランドだ.
エースコックかと思ったが、調べるとマサングループというところが製造している。
調味料・即席麺・インスタントコーヒーの国内最大手らしい。
https://www.aizawa.co.jp/documents/reports/meigara/asia-MSN-HM.pdf
主に傘下のマサン消費財を通じて食品・飲料事業を、マサン・リソーシズを通じて非鉄金属事業を行う。食品・飲料事業では、ヌクマム(魚醤)の「Chinsu」、ベトナム醤油の「Tam ThaiTu」、即席麺の「Omachi」、インスタントコーヒーの「Vinacafe」など、ベトナムで極めて認知度の高い製品の製造販売を手掛ける。同社製品の国内シェアは、魚醤・醤油が約7 割、即席麺が約3 割、インスタントコーヒーが約4 割と、いずれもトップ。
また、日本のエースコックも1995年から「ACECOOK VIETNAM JOINT STOCK COMPANY」を展開している。
https://www.acecook.co.jp/company/vietnam.html
「ハオハオ(Hao Hao)」ブランドは国内シェアNO.1となっている。
ジェトロレポートに面白い動向がまとめられている。P32
https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07001928/report.pdf
即席麺の嗜好性が国によって異なる。
それらを見極めて各国企業の商品開発がなされている。
ホーチミンとクアラルンプールでは、酸っぱ辛いトムヤンクン味が売れており、ニューデリーのマギー製品はスパイシーな味付けである。また、マニラでは濃いとかこってりとした味付けとなっている。
思わず鍋で煮込んでしまったが、実は、ボウルに麺とスープを入れ、お湯をかけて3分待つというのが一般的な食べ方だそうだ。
写真の緑は、パクチーである。1束のパクチーを刻んでいれた。これは、別売である。
https://www.youtube.com/watch?v=xNKDnToZzuU
以前、ベトナムフェスティバルで購入した即席フォーを知り合いのベトナム人は知らなかった。
台湾製のフォーは、売れ筋商品ではない。
ベトナムフェスティバル2015で知る麺事情
世界の即席麺を見渡すと、シンガポールとかマレーシアあたりがかなり過激に進化している。
日本の百福さんが発明したこのスタイルの麺は地球上のあらゆる場所で独特の進化を遂げている。
日本だけが即席麺進化国ではなくなった。
アメリカ人のHans Lieneschさんは、世界中の即席麺を食べて独自のランキングを作成している。
2015年の袋麺のランキングはこちら。http://www.theramenrater.com/top-ten-lists/all-time-packs/top-ten-instant-noodles-of-all-time-2015/
日本からは、「まるちゃん ごつ盛り ソース焼きそば」9位にエントリーされている。
その他、マレーシアから5つもエントリーされている。
1位はマレーシアの「MyKuali Penang Red Tom Yum Goong Noodle」となっている。
マレーシアでどんな即席麺が展開されているのか気になってしまう。
日本語学校の壁に習字作品が飾られていた。
ベトナム人の作品がすばらしい。
絵のようでもあり、文字の原型の形のようでもある。
ベトナムの即席麺を中心にアジア状況を整理してみました。