東京にはコーヒーピープという人種が生息している。
コーヒーのことが好きで、様々なコーヒーの違いに気が付いている人だ。
CAFE RICCOの前を通ったとき、店先のコーヒー豆の種類が面白いことに気がついた。
案の定、店内にはコーヒーピープルがいらした。
足立区竹の塚6-13-3
1杯、600円以上するコーヒーは、100円のセブンカフェとは質が異なる。
ここでは、豆本来のすべてを抽出するため、フレンチプレスが使用される。
タイマーは4分にセットされてテーブルにフレンチプレスがサーブされた。
現地のカッピングでは、挽いた豆に直接お湯を注いでその豆の善し悪しを判断する。
ペーパーで濾すと様々なものが紙に吸収されてしまう。
なので、あえて紙を使わない味が最近の傾向となっている。
RICCOさんのフェイスブックには以下の説明がある。
https://www.facebook.com/cafe.ricco/?fref=nf
【よくある質問と答え】
■Q27■
フレンチプレスでコーヒーを淹れるのはなぜ?
□A27□
「最近はどこもドリップで淹れているのに、なぜリッコさんはフレンチプレスなんですか?」とよく聞かれます。答えを先に言うと、高品質と評価されたコーヒー豆の風味を余すことなく安定的に楽しむには、現時点ではフレンチプレス(吸着性のない金属フィルターでコーヒー豆と水分を分離する方式)が最適だからです。
コーヒー豆の生産地でその風味を評価するときは、カッピングと呼ばれる手法を用います。この手法では、挽いた豆に直接お湯を注ぎ、紙や布などのように成分を吸着する性質があるフィルターは使用せずに、上澄みを味わって評価しています。フレンチプレスはこの方式に極めて近いのが特徴です。一方、吸着性フィルターを使った方式だと、生産地での評価から何かしら風味の引き算をすることになります。
もちろん、吸着性のない金属フィルターを使ったドリップもありますので、これを使う手もあります。しかしながら、ドリップは非常に難しい淹れ方なのです。器具(フィルターやポットの形状・材質など)や淹れ方の個性(お湯の投入位置・速度など)など、風味に影響を与える要素があまりにも多いのです。それぞれの要素のぶれがとても小さく済んだとしても、要素の数が多いため、ぶれの総量は大きくなりがちです。一方、フレンチプレスは形状・材質も似たり寄ったり、淹れ方に個性は出しにくいためぶれは少なくなります。
このように淹れ方に着目すると、豆の評価の活かし方・選定方法などに対するお店の姿勢が見えてきて面白いです。
(佐藤)
お話を伺ったのが、佐藤さんだったかは不明。
注文したのは、ブラジル/クルゼイロ 600円税込だった。
フルー感と独特のナッツよりの芳香が混ざるコーヒーだ。
体がスッキリとする。
コーヒーは、日常で飲むコーヒーとお金を払って飲む特別のコーヒーがあると思う。
その特別のコーヒーは体にすっーと入り、体の悪いものを外に吐き出す効果が高いと思う。
逆に、安いコーヒーの中には、体に何かしらの変なものを入れた感覚が残る。
雑味だったり、えぐみだったりなどだ。
コーヒーピープルがその良さを最大限引き出したコーヒーを飲むことは幸せにつながる。
竹の塚にそんな幸せのコーヒーショップができた。
年齢層の高いと感じるこのエリアで、最先端のおいしいコーヒーが飲める。
開店1周年とのことらしいが、竹の塚で幸せを周りに提供し続けて欲しいな。(価値ある一杯600~700円だと思います。)
フグレントウキョウ 朝のエアロプレス3種
勝田台駅 京成本線途中下車スキマ旅 「m cafe 勝田台」から見えるサードプレイス形成の未来