昨日の「プロフェッショナル 仕事の流儀」は雑誌編集長の今尾朝子さんだった。
雑誌はタイトル、特集、キャッチコピー1つで売上が大きく変わる。
そして、その内容は、今、なにが起きているかを探る作業と、なにかそこにあるものの汲み上げ作業だ。
今まで、雑誌は、夢を売ってきた。
スタイルという名のもとに、こんな商品を持つと素敵になるだろうな、というイメージだ。
& Premium (アンド プレミアム) 2016年 01月号 に掲載されているフヅクエ
今尾さん率いる13名の部員は巨大なもやもやとした今に向き合う。
そこから、考え、興味、望んでいることを汲み上げ、特集として更新し続ける戦いをしている。
番組後半で取り上げられた雑誌の特集記事は「働く時間は自分で決める」だった。
そのフレーズにまとまるまでに、たくさんのもやもやがあった。
それまでにあった「やわらかく働く」というフレーズは、時間を区切って、子育てで5時半に仕事を切り上げる自分の緊張は表現できていない。
なにか違う。
編集者が上げてきた案は、「働く時間・時間帯は自分で決めたい。」というものだった。
それを今尾さんは、帰宅時間が迫る驚異的な40分集中の中で、「働く時間は自分で決める」を引き出す。
そこに、「しなやかに働く」という小さなタイトルもつける。
番組で、今尾さんは口にしてないが、「これが私の状態だ、気持ちだ。」と感じている。
起きている事実と汲み上げ切った達成感がある。
番組最初の時間は、ニュースステーションの大雪の交通混乱ニュースを見ていた。(大雪は、国交省の指示で、電車衝突、駅間に長時間停車する車両が無いように運行本数を減らしたそうだ。そして、始発駅で満員となった電車は、途中駅の乗客を拾えない。)
そこでの内容はNHKのHPをみると、『スーパーマーケットで浮かない秋のオシャレ』という特集についての説明がある。
http://www.nhk.or.jp/professional/2016/0118/index.html
おしゃれをどこでするのか、その答えの1つでもある。
この感覚は重要だ。
忙しい日々の仕事の中で、活路を見出す感覚でもある。
アラフィフの自分は、出張先を朝、調べて、このブログ記事をまとめている。
蓮田市
黒浜貝塚をめぐる蓮田市の目論見 住む誇りの発掘作業の実例
こういった作業が、男性にとっての楽しみの1つになる。
春休み、GW、夏休みだけが旅行ではない。
また、旅行の楽しみとも違う。
仕事につながる何かを汲み上げている。
遊びと仕事が混ざる作業でもある。
アラフィフの楽しみ方をたくさん描きたい気分である。
私(アラフィフ)をスキーに連れてって
いたばしプロレス 自分を変える51歳の戦いの現場 そして地域も変わる。
今尾朝子さん記事
http://www.asahi.com/msta/column_very/
http://www.fujisan.co.jp/product/2403/interview/