神保町の「ろしあ亭」の前に「ユーラシア ビュー」創刊100号記念があった。http://rus.jp/EV/
http://www.iskra.co.jp/company/tabid/128/default.aspx
手に取って読んで、その特集の「ブリヤート共和国」がものすごく気になってしまった。
ブリヤート共和国の首都は、ウラン・ウデという。
モスクワから5,500キロメートル離れ、バイカル湖東岸に接し、モンゴル、中国の入口の国でもある。
「はざかいは面白い」
これは、どこでも発生する自体で、東京でも、小岩、赤羽、蒲田、吉祥寺はおもしろい。
小岩LOVE 「小岩に住んだら一生小岩」村上・マツコの月曜から夜ふかし
ヨーロッパでも、ベルギーなど、フランドルなのか、ワロニアンなのか混ざる場所は独特だ。
最新世界地図 7訂版 東京書籍
あと、個人的に気になるはざかいは、ドイツとイタリアの国境あたりだ。
BACKHAUS INNO インノのパン
ウクライナも、東洋と西洋が混じる場所で、非常におもしろい。
sound cafe dzumi ズミ7周年で話された方向性 羅針盤
そして、今回、ブリヤート共和国との出会いは、ある意味衝撃的だった。
現在は、ロシア連邦領土だが、昔はモンゴルの遊牧民が自由に行き来していた。
そして、文化的にも、「聖オジギトリア聖堂」(ロシア正教)、「イヴォルガ寺院」(ロシア最大の仏教寺院)が、復刻されている。
共産主義が吹き荒れたロシアで1930年代に宗教関連施設と人物は、一度は消滅、処刑させらたが、現在では、それぞれの伝統様式が時代の流れの中で整えられている。
そして、さらに、町のソビエト広場には、巨大なレーニンの頭像がある。
ウラン・ウデでは、ロシアの数千年の歴史で発生した変化を教会、寺院、建造物として具体的に確認できそうだ。
なによりも、もともとのブリヤート人はシャーマニズムの伝統があり、そのあと流入したモンゴル系諸民族は、ゲルグ派チベット仏教を持ち込みこのあたりでは、仏教が主な宗教となった。
ダシ=ドルジョ・イチギーロフ(ダシ=ドルジョ・イチゲロフ ロシア語: Даши-Доржо Итигэлов、1852年 - 1927年 パンジド・ハムポ=ラマ12世)という高僧が1927年に入滅し、その遺骸は土の中で発掘され、腐敗せず、今も即身成仏として残っているそうだ。
一度、1955年に掘り起こされたが、遺体が全く腐敗しておらず、当時は、奇跡などの噂が立つことを恐れて再び地中に埋め戻された。
2002年に再び、土の中から掘り出した時にも皮膚、髪、爪などは、生前のような状態だったそうだ。研究によれば、それらの細胞は、まだ、生きた状態だそうだ。
そんなイチギーロフの霊力が満ちるウラン・ウデは、昔から特別な霊的なエネルギースポットだという。
元から、スピリチュアルスポットとして町が発展してきたそうだ。
モンゴリアビレッジテンゲルでパオに泊まる。
イチギーロフ僧に会いにいくと、人それぞれ、異なるものを感じるらしい。
目を開けていると見える人や、閉じて見えるという人もいる。
人によっては、涙を流したり、失神する人も出るそうだ。
ロシアの辺境の地でかなり不思議なことが起きているのは確かだ。
そんな特集号の案内をしているのは、岩田守弘さんで、2012年にブリヤート国立アカデミー・オペラ・バレエ劇場芸術監督に任命され現在に至っている。
岩田守弘オフィシャルブログ http://ibashika.exblog.jp/
料理も、バイカル湖の魚、「オームリ」や、小龍包のような、スープ入り肉まん、「ブーズィ」、馬の生肝臓「アルビン」などが紹介されている。
ネパールのモモのような、はざかいで発生する変形肉まん、餃子の一種として捉えたい。
新大久保駅前 ネパール居酒屋モモ ネパール料理
餃子ロードという本 と世界餃子分布
今回、自分にとって殴りかかってきたランボー的存在は、「イチギーロフ僧」の霊力なのかもしれない。
楽しすぎる神保町 いろいろなものが集結している。
https://www.youtube.com/watch?v=twCY3XcpxUQ
ロシア、モンゴルに囲まれた小国ブリヤート共和国の歌姫、ナムガルのアルバム。
自身の血に流れるブリヤートの伝統音楽に、ロックやジャズの先進的なアレンジを加えたサウンドが新鮮な、究極の辺境ミュージック。
ハバロフスク→シベリア鉄道でイルクーツク→アルシャン→ウラジオストクで撮りおろした決定版写真
匈奴や突厥として中国を脅かし、ユーラシアの東西を架橋した遊牧騎馬民族モンゴルとは、どのような人びとなのか。
世界最高峰と言われるバレエ団、ロシア・ボリショイバレエ団で活躍する日本人ダンサー、岩田守弘(38)。様々な逆境を乗り越え、道を切り開いた、激動の人生に迫る。 (2008年12月9日放送)
ボリショイ劇場唯一の外国人ソリスト岩田守弘を通じてボリショイ・バレエの伝統とその美を作り出す過程を追う。