セネガルの留学生から話を聞いた。
大変興味深いことを話してくれた。
セネガルでは、イスラム教徒が多く、ラマダーン(断食月)明けには、皆が、新しい洋服を着て、断食明けのお祝いをするそうだ。
その時、新しい服を持っていない人は、周りの誰かが、その人に服を買ってあげるそうだ。
また、夕方の夕食時には、お腹が空けば、近所の家に入って、夕食を取ることが出来るそうだ。
そのため、夕食時に各家庭は、家族の人数分以上の料理を用意するそうだ。
いつ誰かが来てもいいようにするためだそうだ。
そして、たとえだれかの服を買ったりして、自分のお金がなくなっても心配いらないそうだ。
周りの誰かが助けてくれるからだ。
そんなセネガルで大切にされるのは、人とのコミュニケーションとなる。
だから、日本へ留学して、レストランやファーストフード店で一人で食事をしている日本人に強烈な違和感を感じたそうだ。
そんな話を聞いて、逆に日本人であるこちらのほうがびっくりしてしまう。
使徒言行録の信者たちは皆、ものを分け合った的な社会が存在している。
信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。 使徒言行録/ 02章 44節45節
また、家庭に入り込んで料理を食べることが出来るのであれば、セネガルにマクドナルドのようなファーストフードやレストランなどが進出できないことになる。
これから、セネガルの実情を調べていきたい。
世界の国々には、まだまだ、違った価値観で暮らす人々が沢山いる。
アフリカ/セネガル料理 チェブヤップを食べる。第3回ワールドダンスフェスティバル in 代々木公園2014
http://fatimata.net/culture/%E3%80%90%E3%82%BB%E3%83%8D%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%80%91%E3%80%8E%E8%B1%8A%E3%81%8B%E3%81%95%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%E3%80%8F/
本当の豊かさ
セネガルではひとりのお腹を満たすより、そこにいるみんなの心が満たされることを彼らは優先する。
そして、その施しは巡っていつか自分のところに戻ってくる。
日本でも『金は天下の回りもの』とはいうけれど、セネガルはまさにその発想。
分かち合うものは食べ物やお金だけじゃなく「おいしい」や「嬉しい」という気持ちも一緒に分かち合う。
相手が感じてる感情を一緒に共有することで、相手を思いやる心を持てるのだ。
独り占めをして、得なことは何もなかった。
http://www.jica.go.jp/kansai/event/report/2010/20110320.html
講師の山田さんから、「現地ではチェブジェンを一人で食べることはない。必ず人を呼び合って、それぞれの具をみんなで分け合って食べる」「毎日の食事も、つながる、助け合うといった行為で成り立っている」とセネガルのテランガ(おもてなし)文化について説明を受けると、参加者同士の距離がグッと縮まったように見えました。
セネガルの首都ダカールから大西洋岸を南へ下ったところに、貝がらでできた小さな島があります。マドレーヌはその島に住む、おしゃれが大好きで頑張り屋さんの11才の女の子。
セネガルの宗教、自然と社会の環境、経済、国内問題と国際問題、芸術とスポーツ、衣・食文化、歴史などについて紹介。
日本の若者が出会った素顔のアフリカ。貧困、言語、性器切除、アフリカの中国人、イスラム教とキリスト教、奴隷交易の島ゴレ島など、ルポルタージュと生活記録を綴ったセネガル見聞録。
はじめに-留学生活は、こうして始まった/はじめてのセネガル(クサナール)訪問(祈りの作法/屋根のない映画館/幸せを呼ぶ青い鳥/貧富の差とホテルの部屋 ほか)
30年の時を越え、やっと神様に会える!西アフリカ・セネガルへの魂の旅。友だちと出会うこと、自分の居場所を見つけること、言葉の本当の意味をさがすこと、大切なことを考え続けた長篇紀行。
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西アフリカ(セネガル、マリ~コートジヴォワール、ペナン、トーゴ)-食で極めるアフリカン・キッチュ