三井アウトレットパークがどこも、金太郎飴を切ったようで、面白くないと思っていた。
だが、台湾は違った。
台湾林口 三井アウトレットパーク 2016年1月27日オープンhttp://www.31op.com/special/linkou/
中国語 https://www.mop.com.tw/linkou/tw/index.html
2016年2月2日放送の『日経スペシャル ガイアの夜明け 時代を生きろ!闘い続ける人たち』の番組後半では、台湾の出店に際して、台湾人が好きな店、もしくは、まだ台湾にはない魅力を持つ飲食店を突き止め台湾誘致に乗り出すところから始まった。
三井不動産の蚊爪宏晃さんは、帰宅後、妻の作る夕食ができるのを待つリビングで、日本旅行した方の台湾のブログをネットサーフィンしながら、人気の日本のお店を書き出していた。
なにが、台湾人の魅力になっているか。
そこで、気になったのが、大阪の鶴橋風月である。
早速、大阪鶴橋風月誘致交渉をすすめる。その際、鶴橋風月も過去に上海や、インドネシアの進出に失敗しており、鶴橋風月・内田昌之さんは、今後、三井不動産がサポートするという言葉を信じて進出を決める。
そこで、進出開店準備をして実際に、ぶつかったのが、麺の問題だった。
番組では、鶴橋風月・内田昌之さんが、台湾のいろいろな業者に麺を作らせたが、思い通りの麺ができなくて、三井不動産・蚊爪宏晃さんに相談を持ちかけるとなっている。
同様の相談が、出店する麺を扱う他の店舗からも寄せられていたそうだ。
そこで、どのような進行があったのかは、省略されて、三井不動産・蚊爪宏晃さんは鶴橋風月・内田昌之さんを台北市のトリオ製麺に案内する。
なんと、トリオ製麺には日本から持ち込んだ、製麺機があった。
三井不動産は問題解決のため、日本の製麺業者を台湾に誘致していた。
そして、麺を作り始めるのだが、台湾の気候が影響して、日本のレシピが使えない問題に直面する。
麺職人は、その日の気温、湿度に合わせて材料を調整していく。
三井アウトレットパークがどこでも同じだろうか。
少なくとも台湾は、おそらく台湾にしかない日本味の再現に成功している。
しかもそれは、店舗や調味料の輸出だけの問題ではなかった。
さらに、それに付随する、麺という生きている材料が絡んでいた。
番組に登場する三井不動産スタッフは、蚊爪宏晃さんだけだったが、当然、チームを組んで行っていると思う。
蚊爪宏晃さんが行った、夕食を待つリビングでのブログチェックで、出店店舗を決め、出店交渉を蚊爪宏晃さんだけでやっているとは思えないが、動かす中心であることは間違いない。
三井不動産がそこまで、台湾事業でいろいろやっているのなら、日本のアウトレットパークをなんとか構造改革してほしい。
例えば、当初、酒々井にギャレットポップコーンを誘致してたくさんの行列を作ったのもわかるが、アウトレットという名から連想される放出品、販売商品の安さが売りなこと以外にも、土地や地域の魅力であるなにかを感じたい。
台湾と同じ発想で、日本の各地そこにしかないものをだ。
台湾アウトレットパークを成功させるきめ細かさがある三井不動産である。
日本のアウトレットパークもきっと変化するに違いない。
(と、書いたけど、実際には、アウトレットパークに家族で遊びに行く。ただ、そこにあることがあたりまえ過ぎて、なにか、面白くならないのかと、妄想する。)
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20160202.html
アジア都市部への進出に力を入れている日本の大手ディベロッパー・三井不動産。いま、台湾・台北郊外で大型アウトレットモールを展開しようとしている。プロジェクトを担当する三井不動産の蚊爪さんが目をつけたのは、台北で人気急騰中の日系飲食店。「日本を訪れた台湾の人に人気だが、まだ台湾にはない」という店を揃え、集客の目玉にしようと考えたのだ。蚊爪さんは人材の手配、食材の調達などのバックアップを約束することでそれぞれの店舗を説得、人気飲食店の誘致に成功した。その1つがお好み焼きチェーンの「鶴橋風月」。過去に上海などへの進出に失敗した経験があり次の海外進出に二の足を踏んでいたが、三井側のバックアップを受けながら海外進出に再挑戦することを決めた。しかしそこには、想定外のハードルが...。
https://jcc.jp/sp/shopping/77561/
台湾で人気!「まだ見ぬ日本」アウトレットの新現場
こだわりの麺が台湾・台北市では手に入らないと三井不動産・蚊爪宏晃に相談していた鶴橋風月・内田昌之は、トリオ製麺に向かった。
トリオ製麺には、日本から持ち込んだ新しい製麺機が設置され、日本から輸入した北海道産の小麦粉もあった。
これは、日本の製麺業者に台湾に来てもらったため。
鶴橋風月用の麺の試作が行われた。
三井アウトレットパーク開業まであと9日となり、内装工事を終えた鶴橋風月の店舗では新たに採用したスタッフの研修が始まっていた。
教えたのは、日本で研修を受けたスタッフ。
フードコートでは、開店準備が進められていた。
オープン初日、鶴橋風月は凄い状態となった。
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