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高橋銀針

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坂東太郎G@ 小泉武夫 今回こちらのtitleです。 もしよろしかっ…
背番号のないエース0829@ Re:FNS歌謡祭 アルフィー 「君が通り過ぎたあとに-Don't Pass…
高橋銀針@ Re[1]:楽器が上達する時間(10/06) 初台ドトール照すマンさんへ いつでも準備…
初台ドトール照すマン@ Re:楽器が上達する時間(10/06) そろそろテラスで集う季節になったね🎵
2016.04.01
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二階に扉のある建物について

二階に扉がある建物を見つけた。

なんのためにあるのだろうか。

不思議なドアである。

出入りするための階段がなくなったのだろうか。

謎は深まるばかりである。

それらの謎の二階扉は、建築の無駄なものとして『トマソン』とか呼ばれている。

トマソンとは、1960年代ネオダダ運動活動芸術家、赤瀬川原平氏の提唱する『超芸術』である。

『不動産に付着していて美しく保存されている無用の中もの』と定義されている。

高所にある扉、埋め立てられた門、用途を失って残された階段などを、一種の擬似芸術として鑑賞する活動をいう。

http://www.st.rim.or.jp/~tokyo/thomalink/


みちくさ学会 http://michikusa-ac.jp/
 などもある。(活動しているのか不明。)

美術館で現代アートの作品が、日常にあるものを展示して、アートだと気が付くことがある。

『トマソン』または『路上観察學』というのは、見る自分が芸術者になって、日常にあるものに美を見いだす。

止まって美術館で鑑賞することから、動いて美を見出すところに芸術が生まれる。美術館から美術感へシフトする。


超芸術トマソン報告書

20160401154711.JPG

発見場所:東京都荒川区西日暮里2丁目

報告者、発見者氏名:高橋銀針

発見年月日、撮影年月日:2016年4月1日(金)

物件(作品)の状況(形質・その他)

1つの家屋を2世帯が使用している境目にあるドア。階段などが設置されていたような形跡はない。
日本家屋のため、工場などの社宅として使用されていたようでもない。ドアのところに外側から開けられる金具のとってがある。鍵をかけるドアではない。ドアが木製のため、外部へのドアというより、室内ドアのようでもある。
土地の形状を考えると、そのドアの前に何かの建造物があったようには見えない。どのようにして設置されたのか謎は深まるばかりである。使用されずにドアだけ残して時間が経ったかのようである。

20160401115613.JPG
東京都葛飾区宝町1丁目 平和橋通り作品も、一見、二階扉に見える建造物があるが、よく見ると雨戸の収納スペースの外側の外壁部が剥がれ落ちた部分だとわかる。擬似トマソン物件となる。



都市に“トマソン”という幽霊が出る!?街歩きに新しい楽しみを、表現の世界に新しい衝撃を与えた“超芸術トマソン”の全貌が、いまここに明らかにされる。多くの反響を呼んだ話題の本に、その後の「路上観察学」への発展のプロセスと、新発見の珍物件を大幅に増補した決定版。
町の超芸術を探せ!/トマソンを追え!/2階家の印鑑/空飛ぶ御婦人/ビルに沈む町/馬鹿と紙一重の冒険/トマソンの母、阿部定/群馬県庁のトマソン/高田のババ・トライアングル/キノコ型の原爆タイプ/おとなのかいだん/1/6の電柱/新型ブリキヘルメット発見!/パリの絆創膏/華麗なるファール大特集/そーっと息をしている死体/阿部定の歯型のある町/トマソン、大自然に沈む/都市のポリープ/第5世代のトマソン/コンクリート製の亡霊/命がけで突っ立っている死体/中国トマソン爆弾の実態/匿名希望のトマソン物件/ベンチの背後霊/愛の鬼瓦
赤瀬川原平(アカセガワゲンペイ)
1937年、神奈川県横浜市生まれ。本名、赤瀬川克彦。画家、作家、路上観察家、エッセイスト、写真家など多彩な顔をもつ。武蔵野美術学校を中退後、ネオ・ダダ、ハイレッド・センターなど前衛的な美術運動を展開。81年には尾辻克彦の名で発表した「父が消えた」で芥川賞受賞。「超芸術トマソン」「老人力」「新解さんの謎」など、常に新しい視点でものの見方を提示し話題を集める。96年、今はなき「日経アート」誌上で山下裕二氏と出会い、21世紀の新たなる娯楽として“日本美術”を応援する団体「日本美術応援団」を結成。団員第1号となり、二人で『日本美術応援団』(日経BP社)、『京都、オトナの修学旅行』(淡交社)、『雪舟応援団』(中央公論新社)などの対談集を出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


ものごとを正しく見るだけでは面白くない。錯覚から想像力、創造力がひろがっていくこともある。見ることの不思議から始まって、目玉のもつ秘密に迫る一冊。
第1章 見ることの不思議に目覚める/第2章 錯覚から想像力が広がる/第3章 ステレオ写真と立体視の面白さ/第4章 見えるもの、見えないもの/第5章 絵を描くこと、絵を見ること/第6章 トマソン、路上観察、そして写真/第7章 目玉とカメラはそっくり/終章 目からウロコが落ちる


気心かよう男たちとの談論風発の対談集。赤瀬川原平の眼力をたたえて植物の神秘生活の不思議を語り、仲畑貴志と総合芸術である骨董を愛でる。尾辻克彦の路上観察と脳内リゾート開発の話で盛り上がり、どろ亀さんの樹海で老いを愉しむ日々に憧れる。河合隼雄に小林秀雄と青山二郎の友情の謎を尋ね、多田富雄と能の本質を探るー話題は様々、当意即妙、9人の好奇心が響きあう面白さ。
目玉論ー赤瀬川原平/神憑りの神語りー前登志夫/骨董三昧ー仲畑貴志/トマソン風座談ー尾辻克彦/自分の時間ー青柳恵介/南北朝異聞ー前登志夫/日本談義ーライアル・ワトソン/樹海でおしゃべりー高橋延清/魂には形があるー河合隼雄/身体の不思議ー養老孟司/お能と臨死体験ー多田富雄


1 駐車場や駐輪場の表示(「駐輪は前向きで!」/「無断駐車は金一万円申し受けます」 ほか)/2 企業名は退屈しない(「ペテドのんヌ」/「プアゾンハウス」 ほか)/3 気になる光景(ローマ字表記-小判とコナン/消えてゆく表示 ほか)/4 建造物など(「トマソン」という呼称/「ゆみちゃん道路」 ほか)/5 弘前大学の周辺(駐輪場の光景/構内の植物の管理について ほか)


健康は半分くらいでちょうどいい。病気になって、はじめて見えるものがたくさんある…。病気と上手につきあいながら過ごす著者の毎日は、ニヒッと笑えるおもしろさにあふれている。目からウロコのエピソードあり、しみじみとした感動話あり。医療健康雑誌『からころ』の連載をまとめた『健康半分』(2011年、デコ刊)に9本のエッセイを追加した増補版。絶筆となった「頭に広がる謎の答え」を収録。自筆イラストも25点収録。
1 二〇〇六~二〇〇七年(病気旅行に出かける/病気さんとのお付き合い ほか)/2 二〇〇八~二〇〇九年(ヒマだから見えること/電話に出ると咳込む ほか)/3 二〇一〇~二〇一一年(ピンチをチャンスに/目の充電 ほか)/4 二〇一二~二〇一三年(蒲団の中の眠り方/雑用の神様 ほか)


昭和30年、ぼくは東京に出てきた。サンドイッチマン、装飾屋の文字描きなどのアルバイトをしながら、芸術を志していた。貧しくも濃密な生活を描くしみじみエッセイ。
ぼくの東京生活白書(アメリカ車/中央線/お盆彫り ほか)/ちょっと昔の文化生活(洋式トイレ/石油ストーブ/名神高速道路 ほか)/街の手ざわり(信号機/電柱/橋 ほか)


柳宗悦・岡本太郎・辻惟雄・赤瀬川原平・民芸・縄文の美・木喰・円空・白隠・又兵衛・若冲・蕭白・国芳、そして超芸術トマソンーの発見。
「眼の革命」-日本美術の発見者たち(柳宗悦ー民芸の発見/岡本太郎ー縄文の発見/辻惟雄ー奇想の系譜/近世宗教美術の発見(円空と白隠)/赤瀬川原平ー超芸術トマソンの発見/「眼の革命」から日本美術の構造を考える)/岡本太郎の痛撃ー「日本美術史」の内側と外則/対談『奇想の系譜』以前・以後


芸術の前衛一本道を脱け出た自分が、モグラのように、いつの間にか利休の茶室の床下に来ていた-。芸術とは論じるものではなく、おこなうものである。60年代のネオダダ、千円札模写事件から80年代の超芸術トマソンへ、そして路上観察へ。人々の美意識を挑発しつづけてきた赤瀬川原平がついに到達した「侘び寂」の境地とは。「芸術」の原点にせまる脱芸術エッセイ集。
1 芸術の素(考えことはじめ/波打つ偶然/本物そっくりのエネルギー/美の謎は乱数の謎/接触考)/2 在来の美(在来の美/セザンヌ筆触考)/3 脱芸術的考察(価値をつくる/自壊した絵画の内側/脱芸術の科学-視線をとらえる視線)/4 路の感覚(アークヒルズのエントツ/『吾輩は猫である』の猫の子孫/植物的無意識の採集/「ご当地」路上観察/「正解波」とのすれ違い/威風堂々の銭湯文化)/5 芸術原論(デュシャンからトマソンへ/芸術原論)


私たちのなかで何かがズレて、変わっていった-70年代末から現在までを通観する、町で抱いた“小さな疑い”の集大成。
1 われわれは好みではなく、個人の嫌悪のなかで…-1978~1985(高島平団地/浅草六区/統治者の美学 ほか)/2 事態はいよいよはっきりしてきた-1985~1991(交差点/なくしもの/トマソン物件 ほか)/3 人間は数値ではない-1991~2000(「ウッチャリ拾ひ」/渡辺仁/同潤会アパート ほか)
松山巌(マツヤマイワオ)
1945年(昭和20)東京生まれ。東京芸術大学美術学部建築学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


この国の美術界の「しくみ」と「あり方」を問い、「美術文化の原点への距離」を探る警世の書。四半世紀にわたり、現代美術画廊を経営、展開してきた著者の実体験からこの書は生まれた。馬場駿吉氏との対談と、展覧会カタログの著者あとがき39編で構成されている。
1 対談-馬場駿吉氏と現代美術を語る/2 展覧会の軌跡(複眼の思想-アラカワの生きる指針/完璧なシュルレアリスト/伸びやかな感性の流露/トマソンの効用/荒ぶる魂のしぐさ/一九八八年・画廊のしごと/つかみ出された魂/あたたかな「まるみ」 ほか)


マンホール、エントツ、看板、ハリガミ、建物のカケラ…。路上から観察できるすべてのものを対象とした〈路上観察学〉。その旗印の下に都市のフィールド・ワーカーたちが集まって、隠された街の表情を発見する喜びとその方法をご披露する。街歩きが好きな人には、欠かせない、路上観察マニュアル。
1 マニフェスト/2 街が呼んでいる/3 私のフィールド・ノート/4 観察する眼玉たち



何百年も人々が撫で擦り続けたために輪郭しか留めていないレリーフ、参詣人に触れられ黒光りする仏像、波に浸食された岩、口の中のドロップ…摩滅をめぐる13のエッセイ。
摩滅の賦/痕跡のマリア/水辺と仏陀/オパールの盲目/歯とビンズル/廃棄された王都/口のなかのドロップ/臼の由来/砥石の教え/無常からトマソンへ/うっすらさ、について/人生の乞食/時の崇高
四方田犬彦(ヨモタイヌヒコ)
1953年生まれ。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文化を学ぶ。現在、明治学院大学教授として映画史を講じている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)






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Last updated  2016.04.03 03:59:10
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