兵西翠蘭という安徽省の茶を飲んだ。
安徽省十大名茶 兵西翠蘭を清明節に飲む
大別山というところで採れる。
大別山を検索すると、安徽省、湖北省、河南省の3つの省に跨がる山である。
そして、検索して出てくるのが、2011年の旧正月に温家宝主席が安徽省大別山(金寨県双河鎮鶴塘村)に訪問記事がある。
また、『中国・安徽省大別山に新たにデュシットD2がオープン』というプレスリリースが出てくる。
http://www.dusit.com/ja/news/dusitd2-to-launch-in-dabieshan-anhui-province/
2018年末オープン予定で、大別山に高級リゾートができる。
その大別山だが、革命の聖地としても取り上げられている。
中国共産党新聞には以下の記述がある。
http://cpc.people.com.cn/BIG5/85037/85038/7626394.html
劉伯承、トウ小平看完電報立即將之燒掉,兩人簡單商量了一下后,馬上復電中央:完全服從中央決定,半個月后行動。實際上不到半月,在收到3“A”電報后的第9天,也就是1947年8月7日的黃昏,劉トウ大軍便在100多裡寛的廣闊地面上,悄悄開始了具有歷史意義的千裡躍進大別山的戰略行動。
激動の中華人民共和国設立前夜の指導者とった栄光への軌跡として、大別山的戦略行動がある。
兵西翠蘭という茶名には、そういった革命兵の功績をたたえる意味が込められているのだろうか?
地図で見ると、大別山の西側は、湖北省武漢方面になる。
なにか、中国人にとって特別な意味を持つ茶名のような気がしてきた。
大別山で採れるお茶は、兵西翠蘭の他に、六安瓜片、霍山黄芽がある。
六安瓜片は、大きめの葉で、これもまろやかで、蘭の香りがする茶である。
合肥で買う黄山毛峰 銀針茶知深処
網目模様の無い太平猴魁のような形状である。
太平猴魁の作り方 銀針茶知深処
そうは言っても、両方比べると、やはり六安瓜片のほうが小ぶりか。
百度の大別山の記事にもさらりと歴史事実の説明がある。
大别山东视南京,西隔武汉,基本上位于南京和武汉的正中间,正是其独特的地理位置使得大别山对民国首都南京和中心城市武汉具有重要的军事价值,这是刘邓大军挺进大别山的地理前提。大别山区是我国著名的革命老区之一。
六安瓜片 安徽省六安市で採れる。
太平猴魁(タイヘイコウカイ・タイピンホウクイ)安徽省黄山市黄山で採れる。