アウト・ドアめし

初台に出来たスターバックスは、緑色をしていなかった。　

東京都 渋谷区 初台1-11-1

http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=1399

コンクリートの打ちっぱなしの外観にスライディングドアがついた、Neighborhood and Coffeeという形態の店舗だ。

オープン初日で、クローバーで抽出したシングルオリジン　スターバックスリザーブBuenos aires nicaragua maracaturraを飲んだ。

世界の希少豆１％のスターバックスリザーブという扱いの豆をクロバーで入れる店舗だ。

スターバックスリザーブ＠クローバーを取り扱う店舗は、全国45店舗しかない。（2016年4月現在）

そのマシーンが初台店には投入されている。（以前、新宿マルイに飲みに行ったことがある。自分としては、高圧蒸気で抽出する方法に違和感を感じている。豆のコンディションが常に異なるので同じ方法で機械的に抽出してしまうと、出したくない余分な雑味も一律に出る感覚が残る。）




そのクローバー抽出のスターバックスリザーブのニカラグア豆をすすりながら、カウンターの空いたスペースを見つけて座ったところ、となりの男性が連れの女性にクローバーの説明をしていた。

クローバー機械とは、スターバック、シュルツ社長が誇る一気蒸らしの真空抽出バキュームプレスで金属フィルターでコーヒーオイルも香りも全て抽出してしまうマシーンのことだ。

カップのBuenos aires nicaragua maracaturraは、複雑な味をしている。

エキゾチック感は満載である。

ただ、フルーツ感というより、フルーツ、ナッツ、スパイスが混在した印象が口に残る。


コーヒーピープルだと予測して、隣の男性に声を掛けると、『私立珈琲小学校』のバリスタ吉田さんだった。

http://by-s.me/article/193300993680215586

そこから、話が全開でコーヒートークとなった。

隣の女性はポートランド留学経験者で、当然、パドラーズコーヒーの話となり、スタバのスタッフもスタバ池尻ネイバー店つながりで、吉田さんの知り合いが多い。

どちらも500円の牛丼とコーヒーに含まれる未来 幡ヶ谷. 『PADDLERS COFFEE（パドラーズコーヒー）』

そこから見えてくるのは、スタバスタッフの中にも、パドラーズコーヒーファンが多いことだ。

コーヒーピープルの初台店店長や、女性スタッフを横目で見ながら、そして話が茶になる。

コーヒーも茶も、土壌、標高、日照時間、霧の発生条件が絡んでくる。

おいしい作物はストレスが掛る寒暖の差が激しいところですくすく育つ。


また、音楽は、マイルスやその他のジャズトークとなる。

お酒も飲んでいないのに盛り上がったスタバ初台、Neighborhood and Coffeeカウンター席の様子を現場からレポートしました。

楽しかった。

このスタバでは、お酒の提供もしている。

メニューにビールがある。

どうせなら合衆国の個性的なマイクロブリュワリービールがいくつか取り揃えられることを期待してしまう。カウンターにはシアトルのREDHOOKと小西酒造のSNOW　BLANCHEが並ぶ。

酒も楽しそう。