17日の朝、LIFE son でパドラーズコーヒーを飲んだ。
http://www.s-life.jp/info_son.html
その味が忘れられない。
豆もいいのだろうが、自分の体が朝のコンディションのせいもある。朝は味覚が鋭い。
コーヒーのうまさをグッと感じた。
豆は、柔らかな甘さがあり、とろけるフルーツ感を示している。
ただ、不思議なのは、さらに液体の向こうのなにかを感じた。
なんだろう。
奥行の深さ? まろやかさ? 体に溶け込む感じ?
口に含む液体を媒介として、幸せな世界のなにかに入って行く。
(中国茶で感じる、「清香」の境地である。盧仝の詩にある 五碗肌骨清(五碗肌骨清し) 六碗通仙靈(六碗仙靈に通ず)
である。)
飲んだ豆は、ethiopia duromina である。
https://www.stumptowncoffee.com/products/ethiopia-duromina
Region: Agaro Zone, Jimma District, Oromia Region
As the birthplace of wild coffee, the highlands of Ethiopia contain countless varieties; we love to experience the elaborate coffee ceremonies, which are steeped in tradition and can last up to an hour.(この豆を使って行われるエチオピアでのコーヒーセレモニーにぜひ参加したい。)
豆に書かれたコメントは、『完熟したピーチ、洋梨のようなリッチな甘さ』とある。
確かに柔らかいフルーツのようなソフトな甘さを感じる。
パドラーズコーヒーは、ここのライフサンの1畳カウンターでスタートした。
約2年ぶりの原点回帰のハンドドリップによる提供である。
そんな自分は、これから代々木八幡にある教会で朝礼拝がある。
小田急線参宮橋で下りて、代々木公園の豊かな緑が発散する木々の香りを感じながら、歩いて教会へ行けることがなんだか嬉しい。
ライフは、代々木八幡から始まった。イタリアのスローフードコンセプト料理を提供し、居心地のいいカフェ空間を創造する相場正一郎氏のセンスは冴えている。
http://www.s-life.jp/index.php
二店目の参宮橋ライフサンは、朝から店が混雑しているほどである。
ここで代々木公園周辺に住む方々の地域のつながりを感じた。
パドラーズコーヒースタッフも、ライフサンのスタッフもお客様と日常と変わらない挨拶を交わしている。
名前が呼ばれる。
おいしいコーヒーと、ピースフルな空気を感じる朝だ。
大人気イタリア料理店LIFEのレシピ集。基本のピザ、パスタ、前菜etc、フライパン1つで作るメニューもお届け。
LIFEのトスカーナ盛り合わせ/フライパン1つで作るかんたんイタリアンコース/1 前菜&スープ/2 パスタ/3 ピザ&リゾット/4 肉&魚料理
相場正一郎(アイバショウイチロウ)
代々木公園のイタリアンレストラン「LIFE」のオーナーシェフ。1994年、高校を卒業と同時に単身イタリア・トスカーナへ行き、料理修業に励む。帰国後すぐに渋谷のイタリアンレストラン「バンビーノ」のシェフとして活躍。その後独立し、2003年に代々木公園にてイタリアンレストラン「LIFE」をオープンさせ、現場主義のコックという信念で飲食店を経営。老若男女問わずに人気。2012年参宮橋にBREAD&MOUNTAIN DISHES「LIFEson」をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
仕事もプライベートも、適度に一生懸命。 つねに自然体で、肩の力が抜けているその生き方や遊び心あるセンスは、 シェフという枠を超え多くの人を惹きつけています。 そんな相場氏の好きなモノ、コト、ヒトが詰まった本です。
野菜の甘みをたっぷり引き出した、とっておきの「野菜だし」をはじめ「蒸し煮」「スチーム調理」など、ル・クルーゼ鍋の魅力を引き出す使い方を、たっぷり紹介。鍋まかせのシンプル&かんたんなメニューを中心にハレの日のごちそうから常備菜まで、ル・クルーゼを徹底的に使いこなすためのレシピ集。
1 ル・クルーゼさえあればできる鍋まかせ毎日のおかず(野菜ごろごろカレー/肉じゃが/金目だいの煮つけ ほか)/2 ル・クルーゼだから簡単なおもてなしの料理(鶏ひき肉のミートボール/ラムといんげん豆のラグー風/ルーローハン風煮込み肉 ほか)/3 ル・クルーゼを使いこなすまとめ調理の常備菜レシピ(きんぴらごぼう/和風ピクルス/さばそぼろ ほか)
カフェブームのなかで育った僕が考えたいい店のあり方と暮らし10年分。“カフェ”より親しみやすく気持ちのいい店とは?!メニューやインテリア、そして働き方にも、楽しく暮らすリズムとセンスが活かされる。
第1章 LIFEはどうやってできたか(LIFEはこんなお店/家賃が高くても、ここに店を出した理由/僕の独立開業 ほか)/第2章 LIFEのおいしさの秘密(うちのイタリアンは肉が中心/メニューを考える/パスタの横の惣菜 ほか)/第3章 LIFE流気持ちよく働くために(時代の流れをみること/息抜きが余裕をつくる/子どもが生まれて ほか)