マキネスティコーヒーでコーヒーを飲み、東京天然温泉御谷湯に浸かり両国へ向かって夕方の東京を散歩する。
目に留まるのは、町工場や、鉄骨骨組みの工場、住宅に使われるむき出しのH形鋼、鉄骨階段などだろうか。その他、材木屋が多い気がする。材木を扱う商店が目に留まる。
明らかに昭和から平成に向けて産業構成が変化している。
家屋の手すりなど今では見られない職人技である。
そしてかつての工場が別なものに変化している。
工場あとを何かに改造して別の何かにしようとする動きがこの錦糸町から両国エリアでいくつも感じ取れる。
その変化の兆しを見つけた。
匣 HAKO ハコ ホステル&バー 東京都墨田区、石原1丁目39−1
バックパッカー向けの宿があった。2015年夏オープンである。
ゲストハウス形式の宿で低価格で宿泊ができ、1Fにはカフェバーラウンジが併設されている。
旅好き元OLのオーナーの夢から始まった。
こういう場所は個人的に好きである。
CRAZY CAFE 「Blank」東京都墨田区石原1丁目35
2015年10月16日にグランドオープンした。あり得ない場所でカフェを開き、ありえない牛乳を使用。(なかほら牧場 岩手県で2012年3月に始まる。 新時代の自然栽培農業=無肥料・無農薬栽培を展開)
運営する株式会社CRAZYのビジョンは以下のようだ。
「将来は2000社を超える企業を創造し、100万人の雇用を実現する。」 とすごい目標を掲げている。
店の前で、何人かのスタッフと話した。彼らから野生の何かを感じた。生気がある。
サイトを見ると、2016年に2.0にアップデートするといった社是が展開されている。
www.crazy.co.jp/events/ver2.0/
それがただの思いつきなのか、現実化するのかは、もう少し様子を見る必要がある。
どちらにせよ、スタッフからなにかうごめきを感じる。
博多からくさや 東京都墨田区石原1丁目28−2
博多のKENZO屋台のスタッフが東京進出。博多人にとってのソウルフードが東京両国に進出している。
あきらかに、両国に集う人々の新しい動きを感じる。
東京都慰霊堂には数多くの外国人観光客がベンチに座っている。
東京都墨田区、横網2丁目3−25
関東大震災や東京大空襲の慰霊のための施設だ。設計は伊東 忠太氏。靖国神社や築地本願寺なども設計されている。戦前の東京のイメージは伊東氏の建築によってイメージが浮かび上がることに気が付く。
空襲で焼け残った鉄骨が防蝕加工をされた状態で公園のオブジェとして設置されている。
その他、このあたりには江戸期の「おいてけぼり幽霊」の逸話も残る。写真は、石原一丁目の本所築地奉行徳山五兵衛重政の屋敷跡にある徳ノ山稲荷神社。重政公は本所、深川の都市計画と埋め立て、掘り割り開削、架橋を行う。それによりこのあたりが碁盤の目となっている。重政公の奉行力による。
繁栄した江戸中心に対する周縁から、大正の震災、昭和空襲の激動をくぐり、日本の経済成長を支えた産業エリアが、世代交代中である。独創性をもったベンチャー企業意識を持つ人が、両国をどんどんアップデートして新しい変化をもたらしている。
両国の顔(よそゆきと本当の顔)総武本線途中下車スキマ旅
伊東忠太が創った100以上の妖怪たちは町と大学を見守り続ける。10年にわたって一橋大学の四季折々を撮り続け、建物と妖怪が生活から切り離せなくなったカメラマン。その愛が結実した写真集。
本館と別館/図書館と池/兼松講堂/東本館と想い出の木造校舎/季節の戯むれ
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キャメル・ヤマモト(キャメルヤマモト)
山本成一。1956年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、外務省入省。のち、ワトソンワイアットに転じ、日米両国で活動。現在は中国に拠点を移し活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大繁栄ビジネスの要諦とは?鈴木修流経営の凄い秘密。
第1章 庶民の味方!-もっとも愛されている小型車メーカーの商品力/第2章 大きな価値を持つ中小企業ースズキ流経営術の極意とは/第3章 遠州で育まれGMから学んだ技術者魂ー消費者目線の技術力と開発体制/第4章 地域密着の強さが光るースズキ流販売ネットワーク/第5章 GMとのかかわりと海外進出の歴史ーVWとの提携で見えてくる世界戦略/第6章 社員全員「おやじさん」が大好きーカリスマ経営者・鈴木修の実像