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カテゴリ:静岡
第67回静岡大祭
静岡大学の学生は、2010年のアンケート調査によると、 出身地は「静岡県」(40.0%)が最も多い 静岡県と静岡県を除いた東海地方を合わせると65.0% となっている。 最近では、さらに高校生の地元進学志向が強まっているのでこの数値は、もっと高まると思う。 その静大祭の模擬店は、面白くなかった。 (あえて、静大の発展を考えて感想を書く。お茶の香りが漂い、みかんが豊富な静岡が大好きである。良くなってほしいと思う。) フランクフルトや焼きそば、たこ焼きなど、メニューもありきたりで、さらに提供されるやり方にストレスを感じる。 オーダーしたら、番号札が渡される。 購買客の列を維持しなくてもいいシステムをとるが、商品の提供が遅いので、客が現場から離れて、隣の店で買うことも出来る。 すると、商品が出来ても直ぐ渡せず、15番いますか?といった客探しが始まる。それが、次の商品販売に影響して、次の提供が遅れる。 列が少ない店なら直ぐ提供が出来るが、オーダーが多い場合は、番号探しの手間が増えないように列を作る工夫をするべきだ。 県内の国立大学を突破出来る脳ミソなら、販売のオペレーションを考えろ、と言いたい。 模擬店立地が密集しているので混雑と購買低下を招く。 また、丁度その時演奏していたアバンギャルドなパンクも音がぎすぎすするだけで不快である。 演奏も気持ちいいことやノリを気にしてやってほしい。 勉強は出来るが、販売や演奏はまだまだな印象を静大生に感じた。 まだ、明海大学の、中国、ベトナム、ネパール料理の模擬店の方が面白い。 http://plaza.rakuten.co.jp/genesisi001/diary/201611060000/ それに比べると店がありきたりだ。 そんな中、開店してないが、昆虫食の模擬店や、地元農家と連携したみかん販売には、静大のよさを感じた。 茶農家や漁港と連携したメニューを考えて出してほしい。 まだ、沼津商業高校などでやっている地元商品開発や熱海高等学校の「高校生ホテル」などの実習をやった生徒のほうが、模擬店の販売商品開発や販売オペレーションが上手に出来ると思う。 沼津商業高等学校 http://www.edu.pref.shizuoka.jp/numazu-ch/home.nsf/CloseMainView/09531FBD5C903C1949257D390032066B?OpenDocument 熱海高等学校 http://www.k-mix.co.jp/19hr/2016/11/kirakira-53.html 前日泊まった焼津の夜は、シャッター商店街ばかりで、煌々と明かりが点いているビルは進学塾であった。 夜の9時半には、塾ビル前、商店街の歩道にお迎え保護者の車列が出来る。 皮肉なもので、勉強する小学生や中学生にとって、社会で必要な知識や経験は、実は商業中心の高校で行われているが、進学する多くは普通高校へ行き、そのまま静岡大学へ入ると商売現場対応が欠落した勉強が出来るだけの学生が生産されていく。 教育システムが悪いと嘆いても何も変わらないので、その差に気がついた人は、バイトなどで、金稼ぎに必要な実践を積み重ねて、文化祭などでそのマネージメント力を発揮してほしい。 その方がいい就職口が絶対見つかる。 静大祭のたこせん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.20 05:41:07
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