|
カテゴリ:飲み物日記
UNISON TAILOR KICHIJOJI
(ユニゾン テーラー吉祥寺) http://unisontailor.com/ 吉祥寺の「UNISON TAILOR」(ユニゾン テーラー)に行くと、マチ子さんが、コーヒーレシピを調整していた。 時間とタイミングで抽出されるコーヒーのベストポイントを探られていた。 時間と湯量を記入するシートに、コーヒーの濃度計まである。 「誰でもやっていることです。」 笑顔で言われても、そんなことをやっているコーヒーショップに出くわしたことがなかった。 Ritual Coffee Roasters/リチュアル・コーヒー・ロースターズのデカフェの抽出である。 テイストさせてもらいながら、マチ子さんがキャラクターを説明してくれる。 デカフェは、砂糖を使って行われるので、微かな甘さをベースに渋味もある不思議な味わいになる。バナナの皮の渋味とピリピリする刺激のようなものがある。 バナナの皮を説明に持って来るところがマチ子さんの実力でもある。 「UNISON TAILOR」(ユニゾン テーラー)では、グリッチとシングルオーとリチュアルの3社の豆を扱う。 飲んだことのない、リチュアルを頼むと、こう言われた。 「こちらの豆は、ローストしてから、落ち着いてないのであと、数日経ってからが良いです。」 元グリッチのバリスタのマチ子さんは、扱う豆のコンディションを全て把握されている。 また、グリッチの豆は、グリッチのレシピで淹れ、シングルオーは、シングルオーのレシピで淹れている。 シングルオーのコンゴを飲んだが、独特の土臭いけど、インドネシアより軽いアフターの大地の栄養がかなり豊かな個性的な味わいである。 シングルオーは、15グラム使用で、落としきりとなる。 シングルオーの山本さんの綺麗好きなこだわりもあり、ペーパーは必ずリンス(濡らす)する。 また、3投目に、ドリッパー内をスプーンで一匙、回転をかける。それにより、液体の回転で抽出速度が早くなる。 グリッチとはかなり異なるコーヒーレシピとなる。 豆により、しっかりその豆のロースターによる抽出レシピを変えて豆の個性を引き出している。 そんなプロフェショナルなバリスタマチ子さんに一目惚れである。 ユニゾンテーラーでは、とびきりのコーヒーが飲める。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.02 04:07:55
コメント(0) | コメントを書く
[飲み物日記] カテゴリの最新記事
|