|
カテゴリ:東京
キャニオニングをやった。
装備を付けて川を下る。 滝や岩場が続く多摩川上流を、ウェットスーツ、ヘルメット、ハーネス、ロープを使って下る。 ビッグウェーブ青梅店に集合して、ウェットスーツに着替えてそこから、更に、上流の地点まで、30分ほど、車で移動する。 そこから、20分ぐらい険しい山道を登り、その先の滝壺から、始まった。 まずは、少し下った最初の滝壺へ、ロープを使って降りていく。腰に付けたハーネスをカラビナで、岩場にあるロープに固定して、手元にあるロープを使って下りる。 足を開いて、膝を伸ばし、後ろに体重を掛けながら、手元のロープを緩めながら下りていく。 キャニオニングのロープテクニックを体で覚える。 岩場をゆっくり降下して、最後は、ロープから手を離して、下の滝壺へダイブする。 川の水が思ったより、冷たい。 素手なら、指先がかじかむ温度である。 だが、渓谷を登った火照った体が冷やされる気持ちよさがある。 しかも、滝壺が深く脚が水底に届かない。 泳いで、岩場の登りやすいところへ行く。 そして、次の18メートルの滝壺スポットへ行く。 ここも、やって分かるのだが、ハングオーバーな岩場を、途中まで、ロープワークで岩場に足を掛けながら下りるが、途中から、8メートル位の高さの空中にぶら下がることになる。 その空中を下の別のスタッフの指示で、宙吊り状態の手元のロープを緩めながら下りる。 ハングオーバー下の滝壺の洞窟のようなスペースで、皆が下りてくるのを待つ間、滝壺に落下する滝に向かって体を近付けるが、滝の水圧が体に痛い。 子供と一緒に落下する滝に近づいては離れる遊びを皆が下りてくるまで繰り返す。 更に、そこから、次の滝を、今度はウォータースライダーのようにして滑り降りる。 雨模様で、少し濁った強く流れる滝を滑っていく。 滑るその先が、どうなっているか分からない怖さがある。 子供達は、インストラクターの指示で、アンパンマンスタイルでもいい、と言われて、頭からダイブしていくが、さすがに大人は怖い。 そして、その次にある更に、長い滝を滑る。 そこの滝壺は、かなり深く、足は届かない。 滝壺にダイブしたあと、囲まれた岩場の登れそうな切り込みまで、少し泳がないと上陸できない。 少し泳ぐので、水泳が苦手な子供達はサポートが付かないと上陸は無理かもしれない。 そこが、最後の滝壺になるのだが、そこで、飛び込みが始まった。 岩場を登り、下の滝壺に飛び下りる。 飛び下りる高さは、5メートル位だろうか。 立ちすくむ子もいる。 そのまま飛び込む子もいる。 体にひねりながら飛び込む子もいる。 ワサビが育つほどのきれいな川の水を浴びながら、涼しくなる夏の小さな冒険に心も体も満足した。 ビッグウェーブ青梅店に戻り、着替えて、駐車場脇でBBQをする。 キャニオニング 沢を下流から登る沢登り(シャワークライミング)に対し、沢を上流から下るスポーツ。途中、滝壺にダイブしたり、ゆるやかな滝をウオータースライダーのように滑ったり、ロープを張って下降する。装備として、ウエットスーツ、ヘルメット、ライフジャケット、キャニオニングハーネス(ロープを結ぶ腰綱)などが必要。 (松倉一夫 アウトドアライター / 2007年) フランス発祥のスポーツである。 ビッグウェーブ青梅店 http://www.bigwave-okutama.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.15 11:16:14
コメント(0) | コメントを書く
[東京] カテゴリの最新記事
|