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モカラテ、ただいま二人っきりの生活を楽しみ中です。
親は、国外に旅行に行ってしまいました。 親が居ないと子どもは羽目をはずすもの。 羽目をはずしたがっているモカラテは、やっぱりまだ大人じゃないのね・・・ 親が居なくなってやりたいこと、 1.リビングのでかいテレビにテレビゲームをつなげ、 宅配ピザを頼んでコーラ一気飲みして、 思いっきりスピーカーの音量でゲーム対決がしたいこと。 2.一日中ソファーに寝転がって、 お菓子やご飯をだらしなく食べながらずーーっと映画を見続けること。 3.キッチン使い放題なので、ケーキを焼くまくること。 自分たちだけでおいしい料理を食べまくること。 4.好きな時間に好きなご飯を食べれること。 (基本的にラテ家のご飯はいつもおいしいので味に関しては全然文句は無いけど) ・・・ま、たいしたアイディアはありません。 所詮こんなものですモカラテ。 あんまり欲はありません。 しかも実際は、畑に植えた食べ物らそれらがそろそろいい感じなのです。 最近実がなり始めたイチゴやブルーベリーやカシスの世話をするだけで大忙し。 先々週植えた青じそやひまわりが芽を出し始めたので、天敵デンデンムシの駆除。 愛車モカ・ラテ号のチェーンのメンテナンスをやり始めたが、逆にこんがらがって手間がかかって途方に暮れ。 ここぞとばかりにあちこち掃除をし始めては途方に暮れ。 そして。 子どもといえば・・・ 本日、ジュネーブは、美術館無料の日。 自転車に乗って美術館をハシゴしました。 Zizi Jeanmaire et Roland Petitというダンサーについて。 彼ら、彼女らのステージ衣装が、美しく展示され、 似顔絵やダンスシーンの絵、衣装の手書きの絵などなど。 飾られたステージ衣装をみて、101匹わんちゃんのクルエラを思い出すモカラテ。 プププッ (*^m^)o==3 鳥の羽がどっさりついた派手な帽子にラテは「すげー」と言ったが、 モカは、大晦日の小林幸子の衣装の方が「すげー」と思った。 次に自転車に飛び乗り向かうは、現代美術の館。 入館するとまず真っ白が続く廊下の壁に、穴があいている。 みんな、片目を閉じて壁の向こうを覗いて、 時々首をかしげたり、時々噴出したりしている。 何だろう? もちろん、モカラテ順番に覗き穴に顔を近づける。 みえたのは、ストレッチ体操をしているような女性。 大きいのか小さいのかよくわからない靴。 タバコをくゆらせる男性。 わけのわからないパターンなどなど・・・。 誰も覗けなんて言ってないし、 自分で覗き穴に近づいたくせに、 「なんでこんなのを見せられているんだろう?」と、思わず笑ってしまった。 奥へ進むと、とある部屋の前で靴を脱がなければならなかった。 入り口の前に子どもの靴、大人の靴がいっぱいバラバラ。 日本では、よく見る光景かもしれない。 でも、スイスでは入り口でみんなが靴を脱いでいる様子を見ることは、なかなかチャンスが無い。 (と、みんなの靴をみているときに、気がついた) 部屋の中は、森だった。 といっても、茶色の大きな柱がたくさあって、でもふかふかしてやわらかい。 たぶん、フェルトの森なのかな? 部屋の明かりは薄暗いし、足元もふかふかの生地で覆われていて、 少し歩きづらくて、それがまた森の中を歩いているみたい。 今日は美術館無料ということもあってか、 小さな子どもたちがたくさんいて、森の中を走り回っている。 広い一室全体が現代アートの森になっている。 薄暗さも手伝ってなんだか愉快になった。 モカラテも子どもらに混ざってキャーキャー走り回ってみた。 転んでも、ぶつかっても、ぜんぜん痛くない森。 親に抱っこされた1歳くらいの子ども。 5-6歳くらいの子ども。 子どもたちが楽しそうだった。 しばらくして、このアートの森の奥で、モカラテ、座り込んでみた。 なんだか居心地が良かったのでつい座りたくなった。 すると、周りに子どもたちや、その親たちが座り始めた。 どうしたんだろう? すると、おにいさん(おじさん?!)が立ち上がって、語り始めた。 どうやら、これからメルヘンの世界へ連れて行ってくれるとのこと。 お話の森。 目の前で、お兄さんが、モカラテを含む子どもたちの円に向かって語り始めた。 ちょうど絵本の読み聞かせを想像する。 モカの両親は、自宅の玄関を開放して子どもたちに絵本を提供している。 おかげさまで自宅の玄関には常に3000冊もの絵本が並べられている^^ そして、朝学校の始業時間の前に小学校や中学校にでかけて、絵本の読み聞かせをしている。 モカも帰省する時は子どもたちへの読み聞かせを行う。 前回、2月に帰省したときは、ラテと二人で、朝の小学校に読み聞かせをしに行った。 読み聞かせをすると子どもたちは目をきらきらさせて、 いつのまにかお話の世界に入っていく。 時々、質問をしたり、一緒に大声を出したり、 そうしていくうちに子どもたちが絵本と一緒に旅をしてくれるのだ。 なんだか、その雰囲気を思い出した。 そういえば、モカが子どもたちに読み聞かせをすることはあるが、 絵本を読んでもらったのなんてもうずっとずっと前、 いや、そういえば記憶にすらないのかもしれない。 私たちの前で立ち上がって話し始めた彼は、 子どもたちに問いかけ、照れくさそうな子どもたちから発言を引き出し、 そして物語の世界へと大人まで巻き込んでいった。 語るテンポもいいし、身振り手振りのパフォーマンスも交えてとっても楽しい。 一緒に参加している親たちも、そしてラテも、 いつのまにか、子どもたちと一緒になって、叫びながらお話の世界に引き込まれていった。 いつか、モカラテの2世が現れたら、 たくさんたくさん一緒に物語の世界に出かけたいなって思った。 只今、モカラテ、親が帰ってくるまで、羽目外し期間中です。 ちなみに。 読み聞かせの業界では、子どもの時期に絵本の読み聞かせをしてやらないことは、前頭葉をハンマーで叩き潰しているのと同じくらいかわいそうなことをしていると、表現されています。 そのうちモカのジュネーブ読み聞かせ隊も結成せねば^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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