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テーマ:レザークラフト
カテゴリ:革モノ作り
小銭入れに、ボックス型コインケースというものがある。 (小銭が漏れる小銭入れなど、使いたいと思う人がいようか?)
この小銭入れの、底に近い部分を見て欲しい。 上の2つはマチの下部分に折れ曲がった1段の蛇腹がある。 これがあるために型紙が難しくなり、マチが3方繋がっているがため、微妙な設計の差異で小銭が漏れるようになる。 下の写真の小銭入れのように、フタから前側までを1枚の革で作り、左右に長方形のマチを縫い付けるだけで良い。 試作調整は、最初にマチを大きめに切り出して仮止めして、サイズを見てちょうどの大きさになるように縦横を切るだけ。こちらのタイプならば比較的簡単に作ることができる。
ハンドメイドとして販売されているボックス型コインケースは、この簡単タイプが多いと思う。
それは単なる自分の趣味・・・ではもちろんなくて、収納量が違うから。 この一段の蛇腹で、入るコインの枚数が全然違ってくる。 というか、蛇腹の無いタイプをタンニンなめしの硬めの革で作ると、本当に枚数入りません。
やはりこれも自分好みのシルエットが頭の中にあるので、その形に作り上げたい。 (↓試作品 段の折れ曲がり部分のシルエットがまるで潰れたカエルのようで、全く美しくない。やり直し) ハンドメイド&タンニンヌメ革でなければ出せない、ぽってりしたシルエット。
早速小銭を入れて持ち歩き、数日自分で使ってますが、コイン漏れもなく良好。 もう少し使って問題なければ、販売用を製作したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年06月11日 01時26分19秒
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