|
カテゴリ:カテゴリ未分類
これはもうあっちこっちで散々愚痴っていることなんだけども、ダンナの好き嫌いの多さは半端じゃない。魚介類ほぼ全部だめ、野菜8割方だめ、きのこ一切だめ。何が残るって肉と米とごく一部の野菜だけですよ。
私は肉も魚も野菜もきのこも大好きで、特に一部の野菜と一部のきのこをめちゃくちゃに偏愛しているので、二人の食生活の一致しないことといったらもう。二人分のめしを作る時は必然的に彼の食べられるメニューになるので、俺はもう、俺はもうね、人生で大事なものの上位いくつかをごっそり諦めたような、暗ーい生活を送ってたわけなんです。だいたい俺の大好物のラタトゥイユなんて、ダンナにしてみりゃトマト以外何一つ食べられないという代物ですからね。トマト以外ぜんぶよ?ありえなくね? ああ熱くなりすぎた。ともかくそんな肉ラヴ男がね、ついに気が違ったのか「僕、野菜を食べようと思う」と昨日ね、言い出したんですよ。しかも「肉はなるべく鶏だけにしようと思う」とまで!わたくしこれは絶対夢だと思いまして、何があったか尋ねてみましたら、こないだマックドーナルドで久々に飲んだシェイクがあまりに不味かったので驚いて、ジャンクな生活に別れを告げる気になったんだそうですの。そうですのよー。俺のじわじわ教育したのが効いたねこりゃ。日々まじめに味噌汁のダシ取った成果が出たねこりゃ。俺は正直言って正直なところ正直申し上げますと味覚がバカな人が大嫌いなので、ああ本当に嬉しい。嬉しすぎて文章が変なのは気にしない。 というわけで早速、今日の夕飯に夏野菜カレーを作った。かぼちゃにナスにズッキーニ、赤黄のピーマン。私が大好きで彼が大嫌いなものをドサドサ入れた。彼は大嫌いというよりそもそも口にしたこともないのだと思う。頑固な食わず嫌いなのだと思う。美味そうな顔はしなかったがともかく食べていた。すごい、すごいねー。「きのこと魚介はまだ心の準備が・・・」と彼は言うが、そんなの幾らでも待ちますよ。一緒にズッキーニ食える日が来るなんて微塵も思ってなかったんだもの、俺もう充分幸せ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|