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昨日は高尾山に行ってまいりました。
ずっと会いたかったきゅんきゅんが一日だけ東京に来る! そしてその日はちょうど高尾山1000人ハイクの日。 というわけで、宇宙人も一緒に、高尾山に集うことになったのです。 各所帯、ウィザウト夫の子連れで集合。 初めて見る生きゅんきゅんは、想像以上にキュートな女子! いやー、ありゃモテるわ。男子、群がりますよ。 子供は全部で6人。 これがまー、あっちでピヨピヨこっちでピヨピヨ、一人ぐらい見失ってもおかしくないので みんなで力を合わせて牽制しつつ山歩き。 いやー、山歩きと言ってもね、そんなに本気の登山のつもりじゃなかったのですよ。 何せみんな子連れだし。 うちの2人なんか小さいので、バギーに2人ぎゅうぎゅう詰め込んで連れてったし。 バギーで本格登山は無理よねー。 ケーブルカーで登って、山の空気だけ楽しんで、 舗装された表参道(1号路)でも歩いて下りますか~、ぐらいの意気込みで出かけたのです。 今回は山よりも、みんなで顔を合わせるのが目的!のつもりだったから。 で、1000人ハイクの「高尾山にトンネル掘らないでTシャツ」は 私は到着が遅かったためゲットできなかったのだけど、宇宙人はしっかり着用。 私たちの分も宇宙人がんばって!という感じで、まずケーブルカーで出発。 見晴らしのいいところで、おにぎりやら焼き団子を頬張る子供たち。 その後1000人ハイクのチラシにある地図を見ながら この「日影沢キャンプ場」ってのを目指してみる?という方向に何故か話は流れ、 一同4号路を目指して出発。 途中、行きすぎたことに気付いて引き返したりしつつ。 4号路に入ると、すれ違ったおばちゃまがバギーに目をやり 「それは無理だろ・・・」と呆れ顔でおっしゃる。 はい、確かに舗装はされていない山道です。 でも何とかバギーも転がせる程度だったのよね。その時点では。 しばらく歩いていくと「これは確かにバギーはちょっと」という感じに。 でも何故か引き返すという選択はしなかった私たち。 バギーはたたんで、宇宙人がかついでくれて。(ほんとにありがとう!重かったよね!) 私は眞手をおんぶ紐で背負い、モモと手をつなぐ。 道はどんどん険しくなり、私たちの顔も半笑いのひきつり気味に。 だけどやっぱり引き返すという選択は出てこず。 すれ違う人に「キャンプ場までどれぐらいですか?」と尋ねると「すぐだよ~」 とのことなので、まあちょっと頑張れば辿り着けるよね、 着いたらアイス食べよう!とみんなで夢見つつ。 きゅんきゅんと宇宙人は分からんけど、私は山は好きです。 毎度しつこいようだが、子供抜きで一人のんびり歩くなら好きさ! 険しい道だろうと大丈夫。 しかし10キロ超の1歳児を背負い、昼寝なしで最高に機嫌の悪い2歳児の手を引いて・・・ (しかもこの2歳児、平地でもすぐ「抱っこ!」連発の人) というのは、ちょっと普通に考えたら遠慮したいメニュー。 でも昨日は何だろう、その場の勢いでやり通してしまったという感じ。 最初から「こういうの、どう?」と提案されていたら、絶対やる気にならなかったけど。 あれ?ちょっとこれハードじゃね?あれあれあれ?ま、いっか・・・ という感じで、日影沢キャンプ場まで、行きましたよー。 みんながいて楽しかったから、できたんだろうなー。 私と子供たちだけだったら、絶対引き返してた。 というか、そもそも登らない! かなりハードだった道中。 朝まで降っていた雨によりぬかるむ山道、何度も滑って転びつつ。 肩に食い込むおんぶ紐・・・ でも不思議なことに、普段なら短時間でも肩が凝るおんぶ、昨日に限って何ともなかったのです。 翌日の今日も肩凝りなし。 これもね、多分、楽しかったからだと思うの。 不思議だねー。 いつもはおんぶで出かける時、どこかに「あー、重いなー、嫌だなー」という気持ちがある。 でも昨日は、まあ重いんだけど、その不快感にフォーカスする暇がなかったという感じ。 あはは、えらいこっちゃ、とみんなで笑いながら、ひーひー言いながら歩いているうち ランナーズハイみたいな、妙に楽しい気持ちになっていて。 肉体はしんどいのよ、確かに、実際。 でも「しんどい、嫌だ」と思う気持ちが、ないのねー。 アハアハ言いながら、ただひたすら前に進んでいくだけ。 あんなにハードだったにもかかわらず凝らない肩、にはほんとびっくり。 全ては自分の意識次第、ということを心底実感しました。 つらいと思うからつらくなってたんだね、いつも。 こんなところでも学習する27歳。 あとびっくりしたのは、大人でも疲れる山道を、モモが歩き通したこと! 2歳児の底力を見ました。 普段あんなに抱っこ抱っこだけど、やればできるのだねー。 もちろん本人、昼寝してなくてグズグズだし、本気で嫌がってたけど。 「モモちゃん頑張るの上手だもんね~♪」とノセつつ励ましつつ、 次第に本人も「がんばるのじょうずだよ!」とやる気になりつつ、 でもやっぱり何度も弱気になったりしつつ、歩ききったのでした。 ほんとによくがんばった! いよいよキャンプ場の一歩手前、のところまで来て突如気付く私。 「あ、ここ来たことある・・・!」 そう、日影沢とは、まだモモが私のお腹にいた夏、母と一緒に遊びに来たところでした。 この沢、見覚えあり! って、ほんと気付くの遅すぎです。 いやー、目指す地点がここだと分かってたら、歩かな(以下略) すれ違う人、みんなすぐとか言ってたけど。 全然すぐじゃなかったよ!(大笑) みんな「着いたらアイス」というそれだけを楽しみに歩いたのだけど、 キャンプ場にアイスなし。 おかしーなー。出店いろいろって書いてあったのに。 そしてきゅんきゅんが広島に帰らねばならぬ時間が迫っており、 キャンプ場でのんびりすることもなく、バス停まで一同走り、 駅でみんなでハグしてお別れしたのでした。 きゅんきゅんの息子、龍くんは、別れを嫌がってぷりぷり怒ってしまい。 みんなの手をはねのけて、目も合わせようとしない。 あーんかわいいよう。切ない別れ。もっと遊びたかったね。 宇宙人の子供たちも、ちょっと久々に会ったら全員でっかくなっていて、 特に1号なんてオトナの香りが漂いつつあって、まぶしかったぜ・・・ 何だか思いもよらぬ、超体育会系の集いになってしまった昨日。 日頃インドア生活な大人3名、膝ガクガク。 でもねー、なんかねー、すごい楽しかったのよ。 じ、次回集まる時は、もうちょいまったりコースで・・・! でもそれとは別に、近いうちまた一人でのんびり、山と対話しながら歩こうと思ったのでした。 実は私、高尾山には切っても切れない縁を感じているのです。 その話はまた今度・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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