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山羊座冥王星時代の… New! たんたん4531さん

2008.04.28
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昨日は高尾山に行ってまいりました。

ずっと会いたかったきゅんきゅんが一日だけ東京に来る!
そしてその日はちょうど高尾山1000人ハイクの日。
というわけで、宇宙人も一緒に、高尾山に集うことになったのです。

各所帯、ウィザウト夫の子連れで集合。
初めて見る生きゅんきゅんは、想像以上にキュートな女子!
いやー、ありゃモテるわ。男子、群がりますよ。

子供は全部で6人。
これがまー、あっちでピヨピヨこっちでピヨピヨ、一人ぐらい見失ってもおかしくないので
みんなで力を合わせて牽制しつつ山歩き。

いやー、山歩きと言ってもね、そんなに本気の登山のつもりじゃなかったのですよ。
何せみんな子連れだし。
うちの2人なんか小さいので、バギーに2人ぎゅうぎゅう詰め込んで連れてったし。
バギーで本格登山は無理よねー。

ケーブルカーで登って、山の空気だけ楽しんで、
舗装された表参道(1号路)でも歩いて下りますか~、ぐらいの意気込みで出かけたのです。
今回は山よりも、みんなで顔を合わせるのが目的!のつもりだったから。

で、1000人ハイクの「高尾山にトンネル掘らないでTシャツ」は
私は到着が遅かったためゲットできなかったのだけど、宇宙人はしっかり着用。
私たちの分も宇宙人がんばって!という感じで、まずケーブルカーで出発。
見晴らしのいいところで、おにぎりやら焼き団子を頬張る子供たち。

その後1000人ハイクのチラシにある地図を見ながら
この「日影沢キャンプ場」ってのを目指してみる?という方向に何故か話は流れ、
一同4号路を目指して出発。
途中、行きすぎたことに気付いて引き返したりしつつ。

4号路に入ると、すれ違ったおばちゃまがバギーに目をやり
「それは無理だろ・・・」と呆れ顔でおっしゃる。
はい、確かに舗装はされていない山道です。
でも何とかバギーも転がせる程度だったのよね。その時点では。

しばらく歩いていくと「これは確かにバギーはちょっと」という感じに。
でも何故か引き返すという選択はしなかった私たち。

バギーはたたんで、宇宙人がかついでくれて。(ほんとにありがとう!重かったよね!)
私は眞手をおんぶ紐で背負い、モモと手をつなぐ。

道はどんどん険しくなり、私たちの顔も半笑いのひきつり気味に。
だけどやっぱり引き返すという選択は出てこず。
すれ違う人に「キャンプ場までどれぐらいですか?」と尋ねると「すぐだよ~」
とのことなので、まあちょっと頑張れば辿り着けるよね、
着いたらアイス食べよう!とみんなで夢見つつ。

きゅんきゅんと宇宙人は分からんけど、私は山は好きです。
毎度しつこいようだが、子供抜きで一人のんびり歩くなら好きさ!
険しい道だろうと大丈夫。

しかし10キロ超の1歳児を背負い、昼寝なしで最高に機嫌の悪い2歳児の手を引いて・・・
(しかもこの2歳児、平地でもすぐ「抱っこ!」連発の人)
というのは、ちょっと普通に考えたら遠慮したいメニュー。

でも昨日は何だろう、その場の勢いでやり通してしまったという感じ。
最初から「こういうの、どう?」と提案されていたら、絶対やる気にならなかったけど。
あれ?ちょっとこれハードじゃね?あれあれあれ?ま、いっか・・・
という感じで、日影沢キャンプ場まで、行きましたよー。

みんながいて楽しかったから、できたんだろうなー。
私と子供たちだけだったら、絶対引き返してた。
というか、そもそも登らない!

かなりハードだった道中。
朝まで降っていた雨によりぬかるむ山道、何度も滑って転びつつ。
肩に食い込むおんぶ紐・・・
でも不思議なことに、普段なら短時間でも肩が凝るおんぶ、昨日に限って何ともなかったのです。
翌日の今日も肩凝りなし。

これもね、多分、楽しかったからだと思うの。
不思議だねー。
いつもはおんぶで出かける時、どこかに「あー、重いなー、嫌だなー」という気持ちがある。
でも昨日は、まあ重いんだけど、その不快感にフォーカスする暇がなかったという感じ。
あはは、えらいこっちゃ、とみんなで笑いながら、ひーひー言いながら歩いているうち
ランナーズハイみたいな、妙に楽しい気持ちになっていて。

肉体はしんどいのよ、確かに、実際。
でも「しんどい、嫌だ」と思う気持ちが、ないのねー。
アハアハ言いながら、ただひたすら前に進んでいくだけ。

あんなにハードだったにもかかわらず凝らない肩、にはほんとびっくり。
全ては自分の意識次第、ということを心底実感しました。
つらいと思うからつらくなってたんだね、いつも。
こんなところでも学習する27歳。

あとびっくりしたのは、大人でも疲れる山道を、モモが歩き通したこと!
2歳児の底力を見ました。
普段あんなに抱っこ抱っこだけど、やればできるのだねー。

もちろん本人、昼寝してなくてグズグズだし、本気で嫌がってたけど。
「モモちゃん頑張るの上手だもんね~♪」とノセつつ励ましつつ、
次第に本人も「がんばるのじょうずだよ!」とやる気になりつつ、
でもやっぱり何度も弱気になったりしつつ、歩ききったのでした。
ほんとによくがんばった!

いよいよキャンプ場の一歩手前、のところまで来て突如気付く私。
「あ、ここ来たことある・・・!」

そう、日影沢とは、まだモモが私のお腹にいた夏、母と一緒に遊びに来たところでした。
この沢、見覚えあり!
って、ほんと気付くの遅すぎです。

いやー、目指す地点がここだと分かってたら、歩かな(以下略)
すれ違う人、みんなすぐとか言ってたけど。
全然すぐじゃなかったよ!(大笑)

みんな「着いたらアイス」というそれだけを楽しみに歩いたのだけど、
キャンプ場にアイスなし。
おかしーなー。出店いろいろって書いてあったのに。

そしてきゅんきゅんが広島に帰らねばならぬ時間が迫っており、
キャンプ場でのんびりすることもなく、バス停まで一同走り、
駅でみんなでハグしてお別れしたのでした。

きゅんきゅんの息子、龍くんは、別れを嫌がってぷりぷり怒ってしまい。
みんなの手をはねのけて、目も合わせようとしない。
あーんかわいいよう。切ない別れ。もっと遊びたかったね。

宇宙人の子供たちも、ちょっと久々に会ったら全員でっかくなっていて、
特に1号なんてオトナの香りが漂いつつあって、まぶしかったぜ・・・

何だか思いもよらぬ、超体育会系の集いになってしまった昨日。
日頃インドア生活な大人3名、膝ガクガク。
でもねー、なんかねー、すごい楽しかったのよ。

じ、次回集まる時は、もうちょいまったりコースで・・・!
でもそれとは別に、近いうちまた一人でのんびり、山と対話しながら歩こうと思ったのでした。
実は私、高尾山には切っても切れない縁を感じているのです。
その話はまた今度・・・







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最終更新日  2008.04.28 12:30:31
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