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お墓で New! mamadocterさん

2008.06.15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今回の熱が本当に疲れのせいなのかどうか、
は分からないけど
確かにここのところ私は疲れていた。
疲れていたことに気付いた日、熱が出た。

こういうことだ。

私は今まで本当に、先頭に立って人をまとめる的な、
いわゆるリーダーシップを発揮するようなアレが、苦手だった。
子供の頃から、いつも親の陰に隠れ、他の子の陰に隠れ、
目立たないように目立たないように生きてきた。
何かを任されそうになると、アワアワしてしまうのだ。

でも今回、自分のやりたいことをやるために
やむにやまれずコミュを立ち上げ、イベントを立ち上げ。
何月何日にやるか、どこでやるか、いくらでやるか、
雨の場合は中止するかどうか・・・・
とにかく細かいことを色々決めることになった。

ええ、もうアワアワしましたよ!
悩みすぎて、迷いすぎて。
一時はもうパソコンを立ち上げるのも嫌になり、
メールの返信もできなくなったりした。
でも、やんないとイベント開催できないので。
やりましたよ。

で、イベントが無事に終了した時、思った。

「今度から、みんなの意見をいちいち聞かず、
いつどこでこんな風に、と勝手に決めよう!そうしよう!」と。

分かったのです。自分が疲れてしまった原因が。

私は、みんなを喜ばせなくちゃいけないと、強迫観念に近い勢いで
頑張ってしまっていた。
みんなの意見を聞き、最大人数が賛成してくれる案を選び出し、
みんなが「別にどっちでも」と言う件に関しては
えーじゃあどれがいいかな?
どれが一番みんなに喜ばれるだろう?
と胃からケムリが出るぐらい真剣に考えていた。

でも例によって、ここがポイントなんだけど
頑張ってる自覚は全くなかったの。

でもイベントが終わった瞬間分かった。(遅いよ!)
こんなに周到に、みんなが喜ぶように考え抜かなくても、
きっとみんな喜んでくれる。
だいたい自分がイベントに参加する時、主催者が私の意見を聞いてくれることを私は望むか?
・・・いや、考えもしないなー。
最初から全て決まっている予定に目を通して、
行けそうなら、楽しそうなら行く、それだけ。
行く人は、行きたい人。
来る人は、来たい人じゃん。

これで私は更に気付きましたよ。
今回はたまたまイベントだったから、分かりやすい形で現れたけど。
今回だけじゃない。
私はいつも、みんなが喜んでくれるかどうか、
みんなに迷惑にならないかどうか、
考えて考えて考え抜いて疲れている。
しかも全て無意識のうちに。

怖いんだな。
周りに合わせないと、みんなの望む行動をしないと、
受け入れてもらえないと思ってる。

ちなみに、家族なんかを除いて
人と接する時、私のキャラはカメレオン並みに七変化。
全て相手に合わせるから。
意識してないけど、空気を読んで、なるべく相手に受け入れられる自分であろうとしてる。
だから、人と話すと、肩がばりばりになってドッと疲れる。

礼儀正しいオトナな私も、
自由人風の奔放な私も、
ブラックでニヒルな私も、
ふざけまくりのお笑いキャラも、自由自在ですよ。
いや、自由自在というより、空気を読もうとしすぎて裏目に出た・・・
みたいなことも多いかな。

そういえば昔、面と向かって「空気読めないよね!」と言われたことあったなー(遠い目)

素の自分でいればいいじゃん、と言われても。
素の自分で他人と接したことがないから、かえって難しいのよ。
素の自分ってどんな?って、考えなきゃ分からないような。
むしろ考えても分からないような。

この人には素で接しよう、と思うことも多いんだけどね。
素にならなきゃ、ならなきゃ、ってまた頑張っちゃってたり。

んー。とことん根深い。

うまく表現できないけど、こういうの全て、本当に無意識に起きてること。
頑張ってるつもりなんか、本当になくて。
いつも疲れてしまってから気付く。

過食症になって数年ぐらいは、一生懸命、摂食障害の本を読んだりしたけれど
大抵の本には「頑張りすぎの良い子タイプがなる病気」と書いてある。
それを見て私は「あれ?私とは正反対じゃん」と思っていた。
私、全然頑張れない怠け者だし、良い子のヨの字もない人生送ってきたし、と。

でも、何というか、額面通りの頑張り屋さんとか、良い子とかじゃなく。
たとえば勉強頑張る、スポーツ頑張る明るい子!みたいなのじゃなく。
(本を読んで想像したのはこういう良い子だった)

私はやっぱり頑張り屋の、良い子だったのだ。
と、ここ最近、すごく思っている。
でもあまりに無意識で、どうしてこんなに自分が疲れているのか
いつも分からなかった。

とにかく私の心には、頑張り癖があるみたい。
「良い子をやめよう」と思ったら、「やめなきゃ!やめなきゃ!」と
今度は逆方向に力んでしまったり。
脱力するということを知らない。
涼しい顔してても、水面下で高速回転のスワンボート系。

得意メニューは、自由人のフリして、水面下でものすっごい計算すること!
「これぐらい奔放にしといてもいいかな」
「ここまでなら許されるかな」
「でも許されなかったらどうしよう」
とっても怯えている。
しつこいようだけど、こういう動きは全て無意識。

全ては徹底的な自己否定から。
なのだと思う。
そのままの自分じゃいけないと、いつの時点だかで、決めてしまったんだね。
頑張って頑張って、常に頑張って何かを目指していないといけない。
いつしかその気持ちは、行動は無意識になり、自動操縦になった。
物心つく頃には、自分がそんな取り決めをしたことなんか、全く記憶になし。

この前は簡単に覚え書きをしたけど、
自己否定をやめよう、と決意したのは、こういう経緯だったのでした。





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最終更新日  2008.06.16 00:06:22
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