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お墓で New! mamadocterさん

2008.07.13
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カテゴリ:カテゴリ未分類
どんだけ私が
楽しむことを知らない子供だったかと言うと

幼稚園の頃、クラスでやる椅子取りゲーム
あれがもう超苦痛&恐怖でした。

何が悲しゅうてこんな、不毛な争いをせにゃいかんのかと!
椅子を取って何になるのかと!
なんで無駄に心拍数を上げなきゃいかんのかと!

真剣に疑問に思う幼稚園児。

ぜんぜん楽しんでないもんだから
やらされ感でいっぱいだったもんだから

もう、最後の方の接戦!のあたりなんて
あの焦る感じが嫌で嫌でたまんなくて
逃げ出したかったー。

顔、ひきつってたと思うよ。
幼稚園行くの毎日憂鬱だったな。

あ、ハンカチ落としとかも最低ね。
ハンカチを落として一体何になるかと。
何のためにわざわざみんなでドキドキするのかと。
そんなことより一人で本でも読んでいたいと・・・
皆さん思いませんでした?
私だけなんでしょうか・・・。

あとドッヂボールとかね。
ドキドキするのが嫌で、高まる緊張感が嫌で
わざと早いうちに当てられて外野に出るのが定番・・・

二十数年も経ってから
こんなことに気付くのも大変アレなんですけども

あの時、私自身が「楽しもう!」とただ自分で決めて
わっしょーい!と飛び込んでさえいれば
椅子取りゲームだってドッヂボールだって
きっと楽しいものだったんだろうね~。

私は、パッと見た瞬間楽しく見えたもの以外
受け入れようと思ったことがなかったんだ。
自分から「楽しもうとする」なんて考えもつかず。

お遊戯の時間、体育の時間
そういったものは私の中でトラウマに近いものがあって
何となく、思い浮かべただけで憂鬱になるぐらい
暗い思い出なのだけど

でもあの頃、楽しむことができなかった自分を
別に責めはしない
ただそういう子だったんだなーって
生まれつき楽しむことが下手くそな。

勉強だって全然、ほんとに全然しなくて
おかげで得意分野(やらなくてもできる)と
不得意分野(壊滅的)の差は驚異的になり
おまけに親も珍しく「勉強しろ」とか一切言わない人たちだったので
純粋培養「ザ・やりたくないことはしない人」のまま
ここまで育ってしまいましたが

おかげで気付けたこともいっぱいあるアルよ。
たぶん。

「やらされ感」から逃げ続けた二十数年
逃げても逃げても追いかけられた二十数年

やりたくないことをやらされるなんてクソだ!
我慢なんて最低!
と思い続けていましたが

その考えは今も変わりませんが

自分の中のスイッチを切り替えるだけで
丹田のあたりにクイッと力を込めて
わっしょーい!と前向きに楽しむだけで

どんなつまんないことも
ワクワクするチャレンジになり得ること

・・・に気付けたのは
子育てが私にとってあまりにも苦痛でつまらなく
しかし子供を捨てるわけにもいかず
(子供は愛してます念のため)
生まれて初めて「逃げ場がない!」という大ピンチに直面したから!
に他なりません。

逃げ続けた人生
子供がついに「待てよ」と。

どーんなに超つまんなくても
「うひゃー!こんなつまんないことを頑張っちゃってる私ってすごくね?」
と面白がるとか
「うわ!やってもやっても超意味わかんない!これすっごい向いてないわ~」
と面白がるとか
あらゆる楽しみ方がお選びいただけます。

が、注意点として
こういう楽しみ方は
心身ともにコンディションが良くないと
実現できませんので

人生、どうやって楽しむかの勝負!であり
そのためにまず、どれだけ楽しめるコンディションを保てるかの勝負!でもあり

どうやっても丹田に力なんぞ入らない
という時は
たいがい単純に睡眠とか愛情とかが不足してるだけなので

よく寝る!
よく甘える!
そして楽しむ!

あー
普通の人ってたぶん
こういう普通のことを普通にやって普通に楽しく生きてたんだ・・・
と目からウロコなこの数年ですよ。





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最終更新日  2008.07.14 04:40:52
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