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夫と「かもめ食堂」のDVDを見ていたら
「明日世界が終わるとしたら、おいしいものが食べたい」 ってなセリフが出てきて、 私と夫は「明日で終わっちゃうなら、ずっと子供たちとギューしてるよね。 ごはんなんかどうでもいいよね」と言い合った。 日頃こんなに食べ物に執着していて、 こんなに子育てが嫌だとか言ってる私なのに 明日で終わるとなったら、皮肉なことに正反対なんだなー。 「明日で終わりだと思ったら、子供たちに腹が立つこともなさそうだね」 と夫が言うので 「あ、それ私やってたことあるよ。ほんとに腹立たないよ」と言った。 そう、モモがまだ首も据わらない頃、毎晩ほんとに寝なくて地獄だった頃 東京に大地震が!という噂が流れて、私はどこか腹をくくった。 明日か明後日には私たち死んじゃうかもしれない、と思ったら モモがどんなに寝なくても、どんなに泣いてもイライラしなかった。 その時のことをたまに思い出して、 もうすぐ死ぬつもりの目で子供たちを見てみると 本当にただかわいくて、何をされても腹なんか立たない。 でもさ、疲れるんだよね。 ずっとは続けられない。明日死ぬつもりで生きるなんて。 それはつまり真剣に生きるってことだと思うんだけど。 真剣に生きるって疲れるんだなー。 あ、かもめ食堂は、なんか「クウネル」とかが好きな人が好きそうだなー という印象の映画でした。雰囲気を味わう系? 私はあんまり北欧の雰囲気に惹かれないので、イマイチ。 もっと雑然とした、コントラストの強い感じが好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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