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しばらく会わない間に子持ちになっていた友人知人、
というのがこの4日間で4件も発生して、大いにびっくり。 昨日、3日間で3人の時点でもびっくりしてたのに、また今日も! そのうち一人が、本日我が家に遊びに来た。 まだ首も据わらぬ2ヶ月の子を撫で回しつつ、 いろいろ話を聞いているうちに、思うところがあった。 子育てを楽しめるかどうかって、 もちろん子が育てやすいタイプか否か 周囲に預かってくれる人や手伝ってくれる人がいるか なんていう条件もありつつ 何より子を産む前に自分自身が 「やりたいこと」をやり尽くしているかどうか が大きいんじゃないかなーと。 今日遊びに来た友人は、才能を生かし、大好きな仕事に就いて 昼も夜もなくばりばり働いている人だった。 2年ほど前、最後に会った時は「子供・・・いつかは欲しいけどね~」 と、いまいち気が乗らない様子だった。 産んでもすぐ預けて仕事仕事で、あんまり関わる暇がないかも、なんて。 それが今日聞くと、あっさり仕事を辞めてしまったという。 フリーで小遣い稼ぎ程度には働くけど、本格的復帰の予定はないらしい。 子供ができる少し前、「やりたいことはやり尽くしたな」 と思った瞬間があったらしい。 そしてそれまで「自分にしかできない仕事がしたい」と一生懸命だったのが 産んでみたら「仕事なんか誰でもできる、この子の母親は私しかいない」 と、劇的に世界観が変わったらしい。 わー、羨ましいなー、と素直に思った。 実はこういう話、何度も聞いたことがある。 友人知人から、本に出てくる見知らぬ人まで。(桜沢エリカとかね) 子供になんか全然興味がなくて、 自分のやりたいことをひたすらバリバリやって 酒飲みまくり夜遊びしまくりの不摂生、みたいな感じだった人ほど うっかり妊娠して産んでみると豹変・・・ すっかり落ち着いた「いい母ちゃん」になってしまうのだ。 酒もタバコも自然といらなくなってねー、なんて。 これは法則だ!偶然じゃない!と私は思ったね。 そして私は逆パターンだ。 青春も大してはじけることなく不発。 自分のやりたいことが分からず、延々と右往左往。 そして妊娠出産には大いに興味があったのに、産んでみたら奈落の底へ。 産んでしまったものは仕方ないけど、 もし産む時期を選べるのだとしたら やりたいことをやってやってやりまくって もう悔いなし!他に子供作るぐらいしか残ってない! という状態になってから産むのが一番いいんだと思う。 自分を完全に満たしてあげてからじゃないと やっぱり子供に回す余力なんて出てこない。 必ずしも年齢の問題じゃなく、私は「若すぎた」んだと思う。 (ハタチぐらいで既に満ちてしまっている人だっていると思う) そして多分、自分の「今」が充実している人は 未来の我が子のことなんか妄想するほど暇じゃないのだ。 子供産むのって楽しそう~♪とか思ってた人ほど育児ノイローゼ率高し、 と何となく思っていたけど、多分そういうことかなー。 とりあえず私は、やりたいことが「見つかった」だけでも良かったかな。 もう、2人産んじゃった後だけど。 そしてまだ「実現」には至ってないけど。 ものすごい右往左往っぷりだったけど、辿り着けただけ本当に良かった。 でもね、やっぱり、子供を育て「ながら」自分のことを追求するのは、しんどいです。 身軽な一人身のうちに存分にやっとくのが吉、と切実に思うですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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