ふ た こ ぶ

本当にやりたいことから逃げてると病気になるんだ、
そして私の「本当にやりたいこと」は「好きなことで自立」だったんだ・・・
と思った時からじわじわ治り始め、とうとう克服した摂食障害。

で、前から言ってたボイスヒーリングの他にも
色々と思いついてウキウキ作業をしてたのだけど
何だか日々、だんだんとガチガチになっていく体。
頭もパンパン、体もピシピシ、これはしんどい・・・
と思っているうちに、ついに熱を出して寝込んだのでした。

そんな中で受けてみた、ぴろこさんの電話相談会。
最近ずっとブログを拝見してて、何だか私の気付きとシンクロしてる記事が妙に多く
一人で「うおお！」とか興奮してたわけなんですが・・・

電話でまず刺さった一言が「自立、本当はしたくないんじゃない？」
うわっビンゴ！自分で気付いてなかったけどビンゴ！
正しくは、必死で気付かないようにしてたのかもしれない。

本当にしたいことってさー
「自立」とかいう大枠じゃなくて、もっと目の前の「あれ食いたい」とか
そういうレベルの小さいことなんだよね。

「好きなことで自立」が本当の願いだと思ってたけど
実のところ前半の「好きなこと」がしたいだけであって
「自立」の部分はアタマの声だったんだよね。

自立しなきゃいけない。
自立してない人間なんて最低。
自立しないと人に迷惑をかける。
自立してない人間には発言権すらない。
むしろ俺なんか死んじゃえ。

ぐらいの勢いで、私は必死で自分を追い込んでた。
尻がキュキュっとすぼまるような焦燥感。
無意識のその重圧をいったんカパッと横に置いてみたら
「あれ？すっげー息がしやすいんですけど？」という感じ。
マジで涙がちょちょぎれるぐらい。

前に育児の話と骨盤の話で、もういいよってぐらいしつこく書いたけど・・・
「いい育児」とか「いい骨盤」って「あくまで結果」であって
最初からその結果を目指して気合を入れてしまうと
結局のところその根底にあるのは「悪い育児」とか「悪い骨盤」になることを
恐れる気持ちだから、その緊張が逆に望まない結果を引き寄せてしまう・・・という件。

まーた同じことをやってたわけ！
「自立」は「あくまで結果」なんだよね。
好きなことをただやってたら、結果として自立しちゃった、そういう順番なわけ。
なのに私は最初から自立という結果を是が非でも手に入れようと力み続け
（そう、それはもう10代の頃から）
結局「自立できない」上に「好きなこともできない」ということになってたんだな～。

大ボスをつかまえた、と思ってたけど
その大ボスもマボロシだった、って気分。
それぐらい、自分の本当の願いと「自分じゃない何かの声」の区別がつかなくなってた。

「そんなこと言ったってやっぱ自立はしないとダメでしょ」とかいう声が
わらわら覆い被さってこないことはないんだけど
「しっかりしろ俺！それは自分の声じゃないぞ！やらなきゃいけないことなんて何もないんだぞ！」
と言い聞かせまくり、熱を出しつつも家でごろごろしていたここ数日。

やりたいことだけをする、と決めたものの
ほとんどやりたいことがない。
たまに少々お腹が空いたり、トイレ行きたいとか、それだけ。
ほぼ廃人。動きも超スローモー。

日々純粋な趣味としてやってたつもりだった諸々のことさえ
大半は「楽しいことをして充実させねば」というアタマの声にやられてただけだった、
ということが判明いたしました。

あと「時間が限られてる、急がなきゃ」という声もかなり意識して排除しました。
これは特に子供が生まれてから大きくなった声だよね、
子供が保育園行ってる間にあれもこれもあれもこれもあれもこれもやっとかないと
土日と朝夕は何もできないぞー！死ぬぞー！急げー！みたいな。
それもあってかなー、焦らなくても、何かやりたくなったらいつでもできると思って。

そしたら昨日・・・気付いたら時空がねじれてました！
時間の流れがヘンなのよう。
詳しくはぴろこさんのこの記事に載せてもらってますが。
思わず時計を二度見、止まってるのかと思って他の部屋の時計をチェック、
というのを昨日は何度やっただろう・・・
時計壊れてなかった。私の時間の流れが本当に変わっただけだった。

ほんとびっくりするよ、これ。
夕飯作ってて、30分ぐらいかかるはずの作業をして時計を見たら
7分しか経ってないんだもん。
どう考えても、7分であんなにたくさん作業できるはずがないんだよね。
しかも私自身は超超スローな動きで作ってるのに。

これからどうなるのか分からないけど
先を見ようとせず、やりたいことだけやろうと思います。
昨日は「歌いたい」と「音楽聴きたい」が出てきて
ひとまず廃人は脱したのでちょっと嬉しい。