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カテゴリ:コラム・えっせい
私の場合、風邪は朝起きた途端に引くようです。
5時にトイレへ行って、まだ1時間40分あると布団に戻ったときは、まだ風邪は来ていませんでした。風邪が来るというのはおかしいですけど、ひくよりは来るの方が適切だと思います。音も香もなく、いきなりフワッと来るんですから。鼻とかノドとかに。 ショータンが階下で雨戸を繰る音がしたので、起きました。6時45分でした。 ショータンは洗面所にいました。 廊下からキッチンへ入って、水道の蛇口のコックを上げた途端、右側の鼻が詰まって水洟が出ました。(あ。風邪や)と思いました。鼻詰まりには、私の発明した酵素油Aがよく効きます。というより、これ以外に効くのはありません。 指先に2滴取って、鼻柱と小鼻にさっと塗るだけで、すーっと鼻が通るのです。昔々、スプレー式の点鼻薬が市販されていました。鼻の孔にシュッシュッとスプレーすると詰まった鼻が通るというクスリです。3分もすると効力は消えて、またシュッシュッとしなければなりません。すぐに詰まる、シュッ シュッ、OK……詰まる……という具合で、1日中容器が手放せません。つまり、つまらなくならないつまらない水なんです。 今でも売っているのではないでしょうか? 私がこの便利な酵素油を発明したのは1979年で、それ以来風邪が来たらこれと決めていますから、あの鼻のスプレーはどうなったか全然知りません。 ところが今日は、1回では効かないのです。あれ? もう1回つけました。いつものようにスーッととはいきません。よくなにやかやと作ったり試したりしていますから、別のものが入ってるのかな? 容器はみんな同じで、一つずつ手書きのラベルを貼っています。 違う容器のをつけました。ああ。詰まりは解消しました。 でも食事中、7回も洟をかみました。食後はすぐに、我が家の家伝薬をカプセルに入れて2個飲みました。風邪は引き始め(やっぱり常用語で)が大事なのです。軽いのならこれで去って行きます。軽くないので半日か1日。1週間も居座られたのは、外出先からついて来られたときでした。 テレビの前に座って本を読んでいると、また鼻の通りが悪くなりました。 夏、向う脛にアトピー様のものが出来て、丁度研究中の別の酵素が手近にありました。手や顔につけると皮膚が若返ってすべすべするので、これを顔全体に塗りました。と、なんと鼻づまりが消えたではありませんか。なんだ。これでもよかったんだ。 薄いシミには? ふーん。イケルゥ。 たるみには? OKOK。 それから1時間。鏡を見ながら顔と手と腕と脚を撫でていました。 だから、今日はつるっつるで2歳は若返りました。十日も使ったらどうなるか、愉しみです。 風邪ですか? 無論、とっくに帰ってしまいました。 シミ、たるみに悩んでいる人、アトピーがなかなか治らない人、よく鼻が詰まる人、酵素油を使ってみたいと思われたら連絡ください。お試し分プレゼントしますよ。 ノーベル賞受賞者のレオナ・エザキさんによれば、 「アメリカのベル研究所の入り口に、『時には踏みならされた道から離れ、森の中に入ってみなさい。見たことがない何か新しいものを見出すに違いない』とグラハム・ベルの胸像の銘文がある」 ということです。先入観にとらわれる日本では、新しい研究も発見も難しいのです。 京大の教授が作ったIPS細胞は、ウィスコンシン大やハーバード大と同時期の発表であるとして、特許の時点でもたついていますが、アメリカではもうそれを使った臓器を実際に試しているそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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