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カテゴリ:できごと
20日の日曜日。母の所から帰り、橋本までは無事に来た。
JRと連絡している橋本の駅はいま、エレベーターとエスカレーター設置の工事中で、2年越しゴタゴタしている。 改札口はJRの方にあって、南海を降りて階段を上がり、通路を端まで歩いて階段を下り、JR線のホームを歩いて改札口に至る。古いホームで電灯が暗い。すぐそこが改札というところで「ウワッ」と叫んだ。曲がる方の足が階段を踏み外し、曲がらない方の足がギャッとねじれて曲がったのだ。転倒はしなかったけどモーレツに痛い。駅員室の中から男性と女性二人の駅員がわたしを見ていた。杖をしっかり突いて駅の外へ出た。 まだ時間は早いからバスに乗ろうと思っていたのだが、これではバス停から15分歩くのは無理だ。タクシーに乗った。 家に着くと真っ先にズボンの裾をめくって膝を見た。赤くなって腫れていた。家伝薬の練り薬を綿花にたっぷり伸ばして貼り付け、包帯した。 月曜日。ショータンの病院へ行くのに、家からタクシーを呼んだ。「第一」と「橋本」があって、「第一」は信号の多い道路を通るから「橋本」にした。駅まで1070円だった。正解。「第一」は駅から家の近くまでで1150円だ。 南海千代田の駅から病院までは560円。 「昨日こうこう」とショータンに話した。 「ひっくり返ったんか!?」 「ひっくり返れへんけど、膝が捻挫したみたいな感じ…」 「お前の薬つけといたら、すぐに治る」 千代田の家に仕事があったから、病院から家までタクシー。880円。家から千代田駅まで560円。電車で橋本まで戻って、駅から家の近くまで1070円。駅の工事の所為でとんだ出費だ。 月曜と火曜、朝昼晩、三回薬を貼り換えて、水、木、金は朝晩2回に。土曜日にやめた。 土曜日、姉に、母の入所は決まったかと電話した。「もう1回、はっきり訊いてからにするわ」ということだった。ついでに駅で足を傷めた話をした。 「お薬があってよかった」 「通院でも障害保険からなんぼかくれるから、診断書書いて貰い」 「ふうん。もう腫れ引いてんで」 「今から病院へ行ったらええねん。せっかく保険掛けてんのに、1週間分でも貰わな損やん」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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