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カテゴリ:生活
8月15日、母が100歳になりました。母は大阪市に1人で暮らしています。
「間に合うかなあ」と待っていたけど、 菅さんはお祝いをくれませんでした。大阪市も、知らん顔でした。 「もう100歳なんかいーっぱいおるもんなあ」と、母はがっかりしていました。 1週間に1度だけ行っている宅老所のオーナーが、5色のマジックペンで 「おめでとう百歳!」と書いた母のA判写真を額縁に入れて持って来てくれました。 誕生日に私が贈った手編みのカーディガンを着て、笑っている写真です。 それが嬉しくて、毎日掃除や買い物をしてくれるヘルパーさんに見せていました。 10月11日。区役所の人がお祝いの品を届けてくれました。 「お昼はヘルパーさんが来てくれてます」と言ってあったのに10時に来て、 向かいの人に鍵を開けて貰って置いて行ったそうです。 「寝間着の上に袖なし半纏を着て、髪も梳かしてなかった。ヨッコさんもお昼前に来る言うてたか ら、来てくれはった人と一緒に写真撮ってもらおうと思てたのに」 褒賞状は、野田佳彦と署名してありました。「菅さん去って名前も残らない」と母は言いました。 大阪市は銀杯でした。「使いみち、ないね」 「毎日眺めててもしようないし、私がおらんようになったらゴミや」 毎日使うお湯呑か、紅白のお饅頭の方が良かったみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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