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カテゴリ:旅行
11月26日 ホテルから離れると、雪は降ってなかった。これはもう書いたっけ。 ちょっと待って。この日記帳、ちょっと書かないでいると形式が変わってしまう。迷惑。 「フォーマット」しても「スタイル削除」しても、直らない。 面倒だなあ。
カラオケ・ルームに「お部屋のご用意が出来ました」と電話して貰ってから、予約していた曲を片付けるのに半時間いた。玄関ホールの端で好きな色柄の浴衣を選んでいると、40歳前後の人が来て、あれでもないこれでもないと選り始めた。私の横にいたショータンは、感心したように婦人の横顔を見て、向こうへ行ってしまった。「浴衣変えたらカオ変わるのか?」と言うと思ったら、私の手から浴衣を受け取りながら、やっぱり言った。 大浴場の脱衣場にいたおばあさんグループは、みんな赤い大きな花柄の浴衣だった。 露天風呂が付いてなかった。お湯が熱い。43度以上あるようだ。お湯の落ち口からずっと離れた所に浸かった。落ち口にへばり付いているおばあさんがいた。普段、どんなお風呂に入っているのだろうか? 立山のホテルより2000円安いだけで、設備もなにも大違い。それにしても、大勢来ている。立山は晩も朝も私一人だったけど、ここは17人いる。脱衣場にも多分、8人ぐらいはいそうだ。 洗い場に、いろんな石鹸が置いてあった。「お茶のしずく石鹸」もあった。おばあさんは、なにを使ってもかぶれないようだ。無料のは使っても、買って帰ったりはしない。 2000円アップの懐石料理は頼まなかった。みんな一緒のヴァイキング。不味そうなものはお皿に入れないから、これでいい。 横のテーブルに、90歳ぐらいのおじいさんが一人いた。おばあさんは後から来るのかと、それとなく見ていたけど、最後まで一人だった。以前二人で来て、おばあさんは亡くなって、思い出に浸りながらの一人旅とみた。よく食べるおじいさんだった。料理してくれる人がいないから、家ではろくなものを食べていないような...... 痩せていた。 何処へ行っても一人で来ている人をよく見るけど、おばあさんの一人よりおじいさん一人の方がずっと多い。おじいさんは家にいてもすることないから、ふらふらと旅するのだ。
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