|
カテゴリ:カテゴリ未分類
27日は私の誕生日でした。
お赤飯を炊こうと思って、小豆を出しました。「あ!」 少し虫が来ていました。一昨年買って、引出に入れたままだったのです。水に浮く奴だけを除けばいいだろうと、ボールに移して水を入れました。 「うわ!」 水に、白い粉がぱぁっと散りました。よく見ると、細い糸みたいなものも沢山混じっています。(これは、顕微鏡で見んとあかんわ) 小さい顕微鏡を出しました。ガラスに落とした水滴の表面が、ブワンブワンと細菌的揺れ方をします。ということは、虫がもぐり込んだ小豆の粉だけでなくて、虫の卵もあるのか? 細い糸はなに? 大きな顕微鏡も出しました。 透明な糸みたいなものを箸に引っかけてガラス板に乗せ、セットしました。 ピントを合わせると、大きな蛆虫......でもなく、頭が二つに割れて長い胴体、尾っぽは顕微鏡でもやっと0.1ミリぐらいのものがくりくりと巻き付いています。なんと、小豆の芽でした。水滴の表面をブワンブワンと揺らしているのは、この生きている芽でした。 20粒ほど土に埋めて、あとはオジャミに入れることにしました。オジャミというのは、お手玉のことです。 前々から作ろう作ろうと思っていたのですが、中へ入れる適当なものがなかったから作れなかったのです。オジャミの中は、小豆が一番です。おジャミを作って、母にあげましょう。指が痺れていて、「縫い物も編み物も出来ない」と退屈していますから。 それで、スーパーで『お赤飯の素』を買いました。 「鯛は?」 とショータンが言いましたけど、鯛は嫌いです。コドモの頃から、姉の誕生日は「お赤飯に鯛」、私の誕生日は「かやくご飯とニシンの甘辛煮」と決まっていました。祖母の炊いたかやくご飯は日本一の美味しさでした。昭和32年に食べたのが最後で、何処へ行ってもそれ以上は愚か、並ぶものさへ食べたことがありません。母が炊くのも美味しいですが、今は自分のご飯も炊きませんから、自分で炊くしかありません。でも、面倒です。ホテルで出る『五目飯』は、どうしてあんなに下手に炊けるのでしょうか? イカとエビと、サツマイモと紅ショウガを天麩羅にしました。 ショータンは、「イカは固い」と言って食べませんでした。だからショータンは、鮭の缶詰です。柔らかいものばかり食べているとボケるとテレビで言ってました。よく歯医者に行っているのに、なんで固いものが食べられないのでしょう。私が近くの歯医者へ行くと、「おれの行く歯医者の方がええ。連れて行ったろ」と言うのですが、ショータンの好きな歯医者は」あまり上手ではありません。 歯科医院は沢山ありますけど、上手な歯科医師はあまりいません。ほんとにいません。どうしてでしょう? このところ、毎日編み物しています。1日8時間ぐらい。凝り性で、困ったものです。 蕾がいっぱいついていたシクラメンが、今日枯れかけていました。慌てて水をやりました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|