足長の欧米人と胴長の日本人!!
なぜ欧米人は足が長いのでしょうか? それは腸の長さに関係していると言われています。古来より肉食主体の狩猟民族である欧米人は、消化に時間を要しないため腸は自然と短くなっています。これに対して日本人は弥生時代より穀類を主食とする農耕民族で、細胞壁を持つ穀類を消化するのに長時間を要するために、腸が長くなってしまいました。日本人と欧米人の腸の長さの違いは、9メートルもありこの長い腸をお腹の中にしまい込んでいるために胴長の短足となっています明治時代より肉食中心の欧米の食文化が段々と浸透し始め、昭和の終戦後、大きく食生活が変わりだしました。農耕民族の日本人が欧米の食生活を取り入れても、必ずそこには無理生じてきます。その一つが成人病の1位を占めている大腸ガンです。動物性脂肪摂取量の多い国は大腸ガンの発生率が高く、脂肪摂取量の少ない国ほど大腸ガンが少ない結果が出ています。やはり我々農耕民族は、肉食を控えて穀類を主食にと考え直す必要があるのではないでしょうか?