カテゴリ:療育と構造化
長男は今年小学5年生になる。
まわりの子はみんな塾に通い始めた。 理由は家で勉強しないからとか 中学受験をさせるとか いろいろである。 自閉症の子がはじめてやる療育というのは たぶん、チョイスだと思う。 おもちゃをならべて どっちであそぶ? お菓子をならべて どっちを食べる? チョイスを繰り返し 自分の言いたいことを カードや具体物で伝えていく。 いわば、選ぶと言うことがファーストステップのような気がする。 長男のお友達で毎日10時まで塾に行って 家に帰ってきて眠い目をこすりながら 宿題や家の勉強をしている子がいる。 お母さんは高校になったら 体が大きくなって言うことを聞かなくなるから 中学で受験を終わらせるの。 と言っていた。 その子はお母さんが大好きで お母さんの喜ぶ顔がみたくて いつも一生懸命勉強をしているようだ。 げんのように障害があっても チョイスすることによって 自分で選び、自分の選んだものに 責任をもつ。 自分で選んだからには 人のせいにしないで 最後まで遣り通す。 というのに。 長男のお友達は 自分で中学受験を選んではいないようだ。 あくまでも親の考え。 まあ、将来のことは大切だから 親がある程度を決めてもいいのかもしれないけど・・・ なんだか その子がすこしかわいそうに思えるのは 私だけでしょうか? なにも、みんなよりすぐれなくてもいいじゃない? 普通でいることは十分幸せなんだよ・・・ とちょっと思っちゃいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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