テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:療育と構造化
またこんなことを言っている人がいました。
「世間にでたら構造化なんてされていないんだから 構造化なんていらない」 確かに、世の中は構造化されていないことが多い。 でも、いきなりスキージャンパーはあんなに高いところから ジャンプしますか? スケートだって、いきなり3回転とかできますか? できないですよね? 徐々に徐々に練習したんじゃないでしょうか? 構造化もそうだと思います。 うちのげんだって、 相当状態が悪くなければ 日常生活にてカードは必要でない イレギュラーなことだって スケジュールの変更だよ。 と教えればパニックにならない。 これは何年もカードやスケジュールや手順書をみて 練習したから、本人も慣れたのです。 これがいきなり何もない状態で 手順書もない状態で 卒業式の練習なんかしたら・・・ すごく我慢して最後に爆発してしまうか? すごいパニックになります。 しかし、今は本などをみて 穏やかに待つことができるようになりました。 それに・・・ 私が思うに 目の悪い人にめがねを取れと言えますか? 足の不自由なひとに車椅子を使うなと言えますか? 私は言えません。 ボタンひとつでなんでもできるこの世の中で 便利なものを使わないで暮らせとは言わないでしょう? 第一、手順書やカードはポケットに入ります。 車椅子よりずっとコンパクトじゃないですか。 それがなんでいけないんだろう? 不思議だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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