テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:余暇
げんの金曜日の後遺症が出た。
げんの誤解されるところ それは能力以上できるように みえてしまうこと。 私も、これでげんが3歳まで 自閉症と気づかなかった。 げんはわかっていないのに わかったふりをする。 アンテナを張り巡らし 言葉を全然理解していないのに ちょっとしたジェスチャーや具体物で あたかも言葉指示がわかるような 感じにみえてしまう。 しかし、実際は本人はとても辛くて がんばってがんばって 最後に切れる。 ガイヘルさんはやっぱり 「げんちゃんて言葉わかりますよね?」 と言っていた。 私は、全然わかっていないこと カードやスケジュールをつかわないと 本人は不安でいっぱいになることを 伝えていた。 カードも用意していたし スケジュールも、サポートブックも渡していた。 しかし・・・ やっぱりその場にならないとわからないみたい。 金曜日、プールのあと 電車に乗った。 げんはプラットホームがみんな似たようにみえるのか? どこまで行ったら降りるのか? わからなくなり不安になる。 不安になると・・・ 大の字になって寝てしまう。 案の定、ガイヘルさんが 電車内で 「げんちゃん、降りるよ。」 と声をかけたら 首を振り、電車が駅に到着しても 動こうとしなかった。 それで、ガイヘルさんは無理やりげんの腕をひっぱった。 げんはそれでとうとう爆発してしまった。 ホームで大の字になり ガイヘルさんの髪をたくさん引っこ抜いたようだった。 この後遺症で なにかの弾みで 少し、泣く。 しばらく泣くとまたもとに戻る。 しかし、いつもなら我慢できることが 全然我慢できなくなっている。 三男はサンドバッグのように殴られてしまう。 今日は、目が離せなかった。 でも、これも仕方がないのだろう。 いつまでも家で一人きりではいられない。 どんどん外にでなくては。 がんばれ、げん。 私もがんばるからさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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