テーマ:障害児の親として(1434)
カテゴリ:療育と構造化
ちょっとづつ構造化のお話をしていこうと思います。
興味のない人は飛ばしてください。 構造化というのは なにも特別なものではなく 目の悪い人がめがねをかけたり 足の悪い人が杖車椅子にのったりすることと同じで 音声での指示が入りにくいので 視覚的支援をつかって物事を伝えたりすることです。 カードやスケジュールをつかっていると 「世の中そんなに甘くない! 構造化されている世界ではないのだから 構造化はいらない!」 という考えもあると思います。 しかし、みなさんはいきなり自転車に乗れましたか? 補助輪をつけて練習しませんでしたか? 車の免許をとるときに 車庫入れでポールがぶらさがっているところで練習しませんでしたか? しましたよね? 慣れればいらなくなるものってあるでしょう? 構造化もそういうことがあるんです。 げんは言語概念がありません。 しかし、学習能力はあります。 繰り返し、トイレのカードを提示しながら 「ト・イ・レ」 というと、トイレというものと「トイレ」という言葉が一致するようになります。 そうすれば「トイレ」と声をかけただけで トイレに行けるようになります。 最初は大変だけど 慣れれば本当にいいものです。 まあ、状態が落ちたときはカードをまた使うんですけど・・・・ 明日は、世の中にある構造化のお話をしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/04/08 11:01:47 AM
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