私は、げんに対してはかなり辛抱強く対処できていると思う。
しかし、こと長男に対してはまるでだめ。
毎日ＮＧワードを言わない日はない。
長男は・・・
これは長男が３年のときに担任の先生に言われたことだが・・・
「長男君はお母さんに似て大変真面目で・・・」
真面目？私が？
今まで一度も考えたことがなかった。
私は自分にいつも厳しくすることが
なんていうか・・・心地よかった。
小さい頃から親に頼らずに
自分のことは自分でと、ごはんも小学生の高学年にはつくれていた。
部屋の掃除も片付けもちゃんとしていた。
家の手伝いも学校での人間関係もちゃんとひとりで処理していた。
学校でいじめられたときも
決して親には相談しなかった。

そんな私が
大人になって母に言われたことは
「かわいくない！」
だった。
私は、わからなかった。
どうしてこんなにいい子にしているのに
「かわいくない！」
と言われるんだ！
姉は勉強はできたけど
いつもだらしがなく
片付けもしないし、ご飯もつくらない。
いつもいつも母に頼っていた。
そんな姉の方がかわいいというのか・・・

しかし、自分が子供を持ってわかった。
自分に甘えてくる子供をかわいい。と思える。
むしろ自分でなんでも処理する子は
「かわいくない！」
と思える。

話は戻るが・・・
長男は私と同じでとても真面目で責任感が強く
正義感の塊のようで
正しくない！と思ったときは
相手が誰であろうと注意をする。
当時（３年生の）担任に特学の子に対する先生の対応がおかしいと注意したそうだ。
「障害を持っていても、赤ちゃんではない
ちゃんと話せばわかるのだ。
特学の子だけ特別扱いするのはおかしい。
みんな同じなんだ。」
みたいなことを偉そうに先生に言ったらしい。
その先生は長男を誉めてくれたけど
私は恥ずかしかった。
それは私がいつも長男に言っている言葉だった。
げんを特別扱いしないで、説明すればわかるから。
と言っていたことを、長男は憶えていたのだ。

うちの子たちは
全体的に成長がゆっくりのようで
小学５年生、２年生、年中といるが
実際はみんな３歳児並。
おもちゃや食べ物のことでいつももめる。
私はそのときに長男をきつく怒ってします。
「なんでおれだけ？」
と言われたときに
「お兄ちゃんだから」
と言う私。これは理由にはならないよね。
はあ、いつも思うのはげんよりも
他の兄弟の子育ての方が難しいということ。

どうしたらちゃんと子育てできるのかな？