テーマ:障害児の親として(1434)
カテゴリ:療育と構造化
これは少し前にげんが使っていたスケジュールです。 1番トイレ2番着替え3番ご飯などなど 簡単な朝の流れです。 朝の準備はだいたいルーチン(決まりきった行動)なので 特にスケジュールは必要ないのですが・・・ 問題は赤枠のなかです。 これは自分で決められる枠で 本来、スケジュールは指示する側が決めることで 本人は管理できない部分です。 しかし、赤枠のところは自分で決められる”お楽しみ”の部分。 家に帰る。というのは家に楽しいことがあるときですね。 新しいおもちゃとか。 そのほかはコンビニのロゴとか 行きたい場所のカードを選んでいました。 スケジュールというのは げんのように見通しがつかないと不安になったり 勝手に思い込みで行動しないようにするためにあります。 これは目でみえるので 変更も効きます。 例えば4番のバスが車になっても 目の前で変えてあげれば変更が目に見えるので安心です。 最近はもっと長期的にスケジュールをみれるようになり いつも(げん専用の)カレンダーでスケジュールをチェックしています。 これは松風園にいたときよりも 彼の行動範囲が増えたので カレンダーのスケジュールチェックは重要です。 このスケジュールのおかげで パニックはほとんどなくなりました。 そんなに小さい頃からスケジュールに縛られてかわいそう! と思う方がいるかもしれませんが 実際は本人は安心材料にしていますし、 人間、誰しもスケジュールのない人なんていないでしょう? これは本当に役にたちます。 構造化のお話はフリーページにまとめておきます。 興味のある方はどうぞご覧になってください。 今度は余暇支援についてお話したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/04/14 07:15:24 PM
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