テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:療育と構造化
TEACCHの定例会がありました。
TEACCHに自閉症の関わる人たちが 自閉症の人についていろいろ考え勉強するもの。 だから、見ず知らずの人たちとグループになり 「この問題について考えて」 となると、どんどん意見を言って考えて話し合う。 今回いっしょになったのは・・・ げんの学区の養護学校の先生と 某有名クリニックのドクターでした。 養護の先生は「この学校にもこんな先生がいるのね」 と思うくらいいい人でした。 しかし・・・ その学校の実態を聞いてしまったような。 その先生が担当しているお子さんが 窓拭きを何度教えても 窓を1枚拭くとどこかに行ってしまう と言う話でした。 それを同じ学校の先生に話したら 「ああ、あの子わがままなのよ」と言われて ショックを受けたそうです。 そう、自閉症というのは脳の作りが違うだけで 別にわがままとは違う。 その子だって、たぶん、いつまで拭いたらいいのか? 見通しがつかなくて不安になり 現実逃避しているのかもしれないのに。 普通の人ならともかく 養護学校の先生がこんな考えなのは かなり不安 カレンダーをみせて、行事などの見通しをつけたら? と提案したところ 「ああ、あの子はだめ!数が全然わからないから」 と言う返事だったそうです。 確かに数の概念がない子が多い。 しかし、カレンダーをみることで ここまで我慢すればここはいいことがある。 とうまくモチベーションがもてたりするのだ。 世の中にはいろいろな人がいる。 いろいろな先生もいるが・・・ やっぱり、学区の養護学校に入れなくてよかったかも? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/18 10:31:10 PM
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