テーマ:障害児の親として(1434)
カテゴリ:療育と構造化
私は、昔(松風園に通園し始めて1年のとき)
同じ自閉症の子を持った(私の)同級生に言われた。 「げんちゃん、松風園に通い始めて何ができるようになったの? うち子は、ちゃんといすに座って、お歌が歌えるようになったよ!」 確かにうちのげんはその当時いすに座るのもままならなかった。 げんの成長はなかなか目に見えにくいもので 数字が読めるようになったとか 箸がもてるようになったとか・・・ その年相応の成長というものがなかなかできない。 というか、やらない。 自閉症の難しいとこって 気分が乗らないとやらない。 っていうとこなんだと思う。 それが傍から見るとわがままとかいわれるんだろうな。きっと。 しかし、昨日のげんを見て思った。 げんはご存知の通り病み上がりで まだのどの調子がよくない。 でも、その調子が悪い、気分のよくないときでも それなりにがんばろうとするのだ。 歯医者だって、口を開けるのも嫌なのに。 あの大嫌いなフッ素もぬれた 大好きなプールに入るために 帰りもパニックを起こさずちゃんとバスに乗って電車に乗って 帰ってきた。 えらい。えらいよげんちゃん。 確かに、人にこうだ!と自慢できることはなんにもないかもしれない。 未だにあまり絵を書くのも嫌いだし 折り紙なんてもってのほか えんぴつも箸も得意じゃない。 他の子をみるとなんだから母は焦ることもあるが・・・ でも、げんちゃんは嫌でも弟のためにおもちゃを譲るよね。 お菓子もジュースも半分こにしてあげる。 そんなとこが、きっとげんのいいとこなんだよね。 大丈夫。りっぱにお兄さんになっている! 母は変な焦りは禁物だね! げんを見習わないとね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/20 08:58:20 AM
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