げんちゃん本日もお休みです。
状態が悪すぎる。こらえ性がなく、三男を狙って大変です

ふっと、光とともにの最新刊を見てみました。
そこには特学の先生がかわり
以前はやっていた（ロッカーに閉じこもる）行動をやろうとする光君がいました。
これです。今のげんは。
本には知的障害を併せ持つ自閉症児は
ストレスをかかえると
その子特有のこだわり行動が目立つようになる。
と書いてありました。

げんは２年生になってから
とてもよくがんばっていました。
先生も教室も変わったけど
クラスメートは変わらないので
なんとかやっていたみたい。

でも、遠足や校外学習などイベントが続いた。
そのせいか？
朝の運動ができなくなったようで。
以前はできていた運動。
ラジオ体操やかけっこなど。
げんは基本的に運動は嫌いではない。
切り替えも悪いとのことで
月曜日に面談に行ったのだが・・・・
いろいろげんが見通しがつくような視覚的支援をこしらえて
もっていったのだが
「マンツーマンでやることはできないので・・・」
と１年のときの担当の人に言われた。
最初は、その言葉の通り考え
「そりゃそうだ」
と思いました。

でも、マンツーマンでやらなくてもいいように
手順書やカードがあるので
できないことはないと思う。
実際に松風園ではもっと先生が少なかったけど
ちゃんとできていた。
使い方がよくないのか？指示の出し方がよくないのか？
などなどいろいろ考えたけど・・・
根本的に違うようである。

げん、面談の次の日、また切り替えがよくなくて
遅刻した。
そのときに昇降口で高等部の人たちが
ラジオ体操をしていた。
そのときにげんは固まっていた。
「げんちゃんラジオ体操が嫌いみたいなんです～」
と先生は言っていた。

げんは一度苦手だと思うとなかなかやらなくなる。
しかし、ラジオ体操は毎日容赦なくやらされる。
やらなくてはいけない。
でもできない・・・
その繰り返しで、もしかしてストレスを感じていたのかも？

それだけではないが
たぶん、嫌なことを（無理やりやらせたわけではないけど）
やらなくてはいけない、でもできない。
というジレンマの中でげんは苦しんでいたのかもしれない。

げんは松風園でもそうであったけど
障害児の中でもなかなかうまくいかない。
それはなぜか？
それは自分の嫌なことがあるから。
松風園は縦割りだった。
だから、年長さんも年少さんも同じ活動。
しかし、げんは物足りなさを感じ且つ
年少さんの嫌がる鳴き声が大嫌いだった。
状態は一気に悪くなった。
しかし、交流の保育園ではとても状態がよかった。
それは回りの子が年相応に成長しているから。
ちゃんと先生の指示に従い
泣く場面もすくなかった。
その中で視覚的支援を使えば
まるで問題がなくできていた。

今の養護も通える学校の中では一番良い学校を選んだつもりだ。
だけど回りの子はほとんど療育をまともに受けていない子たち。
知的には問題なく発語もしている。
普通なら発語をしている子としていない子では
していない子の方が知的にも低く理解力がないと思われる。
しかし、実際は発語とは関係なく理解力は意外と高い。
そして、げんは松風園でも家でもメンタルな部分で鍛えられている。
うちではげんが三男におもちゃを譲るのは珍しいことではない。
つまり知的に低いにも関わらず
理解力があり、精神的にもほとんど年相応なのである。
しかし、診断などではこういうことは評価されにくい。
だから、先生は難しいと感じるのだ。
「この子は資料で見る限りでは知的に低いのに
どうしてこんなに自己主張するのかしら？」
と。でも、普通の子だって、小学低学年になったら
生意気な口を利いて反抗くらいするだろう。
嫌なことを嫌といわれるのは
成長の段階として普通なんだけど
それでは社会がなりたたない。
だから、一般的な社会ルールは守り
そうでないことは無理にやらせなくても・・・
と思う。
だけど先生にとってはそれはわがまま以外のなにものでもないよね～

ああ、養護学校でさえ通えない？げん。
もう、このままホームスクールしようかな？