昨日、げんの養護学校で高等部選抜についてお話がありました。
今養護学校の高等部は満杯状態で
結局選抜をすることになったそうです。

養護学校は基本的に知的障害を持った子が行くので
ＩＱがそこそこある子は最初の段階でだめだそうです。
あと、知的に重くて遠方から来ている子もだめだそうで。
常識的に考えて知的に重い子が
電車に長時間乗っているのは無理とのこと。
げんはここでだめだね。
そんでもって一次と２次の審査を受けて
それでも定員を超えると抽選になるとのこと。
この抽選というのがお母さん方が納得がいかないらしい。
「せめて在籍している子を優先してください。」
「それを認めるとこれから特学でやっていけるような子も
みんな養護に来てしまう。
基本的に小学部と中学部は義務教育なので
入学をお断りすることありません。
従って、小学部と中学部か増員すると
高等部の定員が減少します。」
だって。そうやって、定員からはみ出した子は
どこかしら入れるように調整するんだって。
そしたら
「どこでも入れれば良いというわけではありません。
小学部で入るときにも
ここの高等部に入ることを想定していれているわけですから・・・」
「お気持ちがわかりますが特学でがんばっているお子さんも多数います。
その子たちが学区の養護に通えないようなことがあっては
本末転倒です。」
確かにね。

小学部担当の先生に
「げんちゃんは条件がとても悪い。
他の進学先を考えた方がいいかと・・・」
げんが高等部に行くころには
また、養護の分校ができたり
近くに総合的な（肢体不自由児や知的障害などすべて）
養護ができるという話もある。

サポート校（私立の高校の中にある軽度障害用の学校）や
特殊学校？などいろいろ考えたけど・・・・
パパが「じゃあ、引越しする？」
と言ったけど・・・
引越しまでして行きたいとは思わない。
はっきり言ってげんの養護は小学部が一番よくて
上に上がるほど先生の理解がなくなってくる。
このまま養護に通ってもなあ？
と考えていた。
高等部では特に就職活動みたいのはないみたいだし
授業の内容は農業や陶芸などで
到底この近所で働くのに役に立つとは思えない。
「げんは今は大変だけど
たぶん中学ぐらいになればだいぶ落ち着くと思う。
そこで高等部に行けなくても
家庭療育しながらどこか仕事先をみつけてあげる方がいいかも？」
とパパ。確かに、その方がいいかもなあ？
と思ったりもするのであった。