テーマ:☆養護学校へ通う娘☆(14)
カテゴリ:養護学校
げんと同じ養護に通うM君。
げんと同じでカードやスケジュールを使う。 げんの養護では珍しい。 このM君。 最近10時過ぎに学校に登校 11時半には下校するのである。 学校で出されるスケジュールが彼のピントに合わないのと すごい偏食の為 給食が食べれず食堂に入れない・・・ 昨日も、そのM君のママは M君をお昼前にお迎えしたところ げんがプレイルームで遊んでいるのをみた。 「げんちゃんさあ、プレイルームにいたよ。」 「うん、今日は食堂に入らなかったんだね。」 「給食食べないの?」 「食べる日もある。 食べる日は2人前食べるよ。」 「おうちに帰されないの?」 「うん、1食くらい食べなくても大丈夫だから プレイルームにいさせてもらってる。」 「そお、いいなあ。うちのMも一緒にいさせてもらえないかな?」 げんはプレイルームにいて M君は帰らなくてはいけない理由なんて ないんだと思う。 たぶん担任の都合なのかな? だけど・・・ この前げんの担任の先生の一人と話したとき 「げんちゃんは今、大人にしてみれば やっかいで扱いづらい時期なのかもしれない。 でも、これは正常な成長過程だと考えています。 1年のときはなんだかわけがわからなくて みんなと行動を共にしてきたけど 今はいろいろなことがわかるようになり いろいろなことがみえるようになった。 もう、昨年のげんちゃんじゃないんだと思います。」 って。とても理解のある先生だと思う。 げんの担任が全部こうだとはいはないが こういう先生もいるので げんに対する給食の措置はとられているんだと思う。 だけど、先生はこうも言っていた。 「みんなね、似たような感じです。 今は。2年生だからね。 3年生もこんな感じだけど 4年生になったら落ち着くよ。」 そう、つまり年齢なのである。 げんはまだ体も小さく低学年という年齢なので げん自身の中で処理できないことが多々あり 当然のお年頃なのだそうです。 しかし、M君は5年生。 しかも4年生まで地域の学校に通学していて 登校拒否をしていたらしく・・・ 今の状態が何年も続いているらしい。 M君はげんと同じ年に入学した。 つまり養護では2年生くらいなのだ。 だけど、先生方は5年生の振る舞いをもとめる。 「お母さんは学校に行かせるのは大変だろうけど そういう風に育てたんでしょう! おうちでは楽なんだから仕方がないよ。」 みたいなことを言われたそうです。 つまり、げんやM君のようにカードを与えて育てるということは 子どもに発言権が生まれる。 「嫌と言える」ように育てたのだから 学校に行くのも給食も嫌と言われて当然だ。 だけど、家の中では困ることはないでしょう。 コミニケーションがとれるんだから。 でも、他の子は「嫌と言わない」代わりに 家ではコミニケーションがとれないんだから 大変なのよ! と言うことだそうです。 なんだそりゃ? じゃあ、大人のいいなりに育てたら 学校は楽だけど そうでない子は大変だ! と言うことか? 冗談じゃない! それは根本的に違うぞ! 嫌なことを嫌と言えなかったら その先はないのだ。 でも、嫌なことをいやと言えたら 「じゃあ、そしたらどうする?」 と交渉ができるじゃないか! そういうやりとりは面倒くさいかもしれないけど 人間として当然のやりとりじゃないのか? とちょっと思ってしまいました。 げん、今日は大好きなプールに入れませんでした。 自動販売機にこだわって。 ガイヘルさんとプールのあとにジュース飲んでいるから プール=ジュースの図式ができてしまっているのかな? 難しいね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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