テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:療育と構造化
昨日のTEACCH研は現役の養護学校の先生が
TEACCHを実際にどうとりいれているか? 実践報告を聞きました。 感想としては・・・ すごい!こんな学校が日本にもあるんだなあ。 という感じでした。 いつだったか?服巻先生の講習会で見た イギリスの構造化にどことなく似ていた。 驚いたことに自閉症の子だけでなく ダウン症や知的障害の子にも 同じようなやり方でやっているらしい。 TEACCHは自閉症の子だけでなく 他の障害の子にもわかりやすいらしい。 そういえば・・・ うちの三男は0歳児から松風園に付き添っていたが 三男にもとても有効だったTEACCH 今でも三男の靴下やTシャツにはげんと同じマークがついているので 後ろ前を間違えないではける。 間違えてもすぐに気づいて自分でなおせる。 これってすごいですよね。 はじめはすごく大変だったようだけど どんどん自分の意思が伝えられ 自分ひとりでできることの喜びを知り 手伝って欲しいときは助けを求められるようになった。 と言うことだった。 すごいよね~ でも・・・ 問題点もある。 それはなかなか根付かないということ。 松風園もそうだけど 園だけで一生懸命療育しても 卒園してしまうともとにもどってしまうことがある。 先生たちは6年で移動になると言う。 移動になったとき、いろいろな構造化を置いてくるらしいが あとで見に行くと全然残っていないし 療育の仕方も全く違うものになっているそうだ。 結局、療育と言うのは親がやるのが一番なんだと思う。 私は松風園で先生にそういわれた。 「私たちは1年で担任から外れます。 でもママたちは違う。ママがしっかり療育していれば どこに行ってもげんげんは大丈夫だよ。」 って。そして 「相談できるところはなるべく多く持っていたほうがいい。 支援も受けた方がいい」 とも言われた。 一人で療育することはないけど ちゃんとガイドラインは親が決めないといけないのだ。 それは普通の子育てもいっしょだよね。 療育って、結局普通の子育てと変わらないものなんだと思う。 ただ、うちのげんは普通の子が自然にできるようになることが 自然にできない。 いちいち手順書やスケジュールを作成して 何度も何度も練習してやっとできるようになる。 全然関係なのだが・・・ 昨日、げんと歩いていて 2歳くらいの子どもたち5人くらいを 大人がたった1人で見ていたよ。 すごいね。あんなことできるんだ~と感心した。 みんな手をつないで 大人が「あぶないよ」と言えば じっとしている。 うちの子達にはありえないことだ。 話はもとにもどるが・・・ そういう先生のジレンマや努力 予算がないなかで一生懸命構造化して課題をつくって それをすごく楽しんでいる! という感じでした。 いいなあ。私もやりた~い! 仲間に入れて!という感じでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/16 04:57:25 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|